五条せんせぇの呪力うんま〜 〘呪術廻戦〙

それから ページ48

それから、甚爾は、ちらほらと、ウチの家に遊びに来た。






禪院家を出て、自由を得た甚爾は、




どうやら女性の、ヒモ？とやらになり、




女性の家を転々としているみたいだと、



勅使河原から聞いた。








「なあーとーじ、仕事最近どー〜なん〜？？」




「まあまあだな、前より稼げるようになってきたぜ、」




「ふ〜ん、我が家からも、何か、仕事の斡旋しよか？」



「おー頼むわ、」









たまに、ウチん家に泊まりにも来てくれた。




「わりぃ、今日泊まって良いか？」




「ええでええで！上がってや！」

　


そんな日は、夜遅くまで、ゲームをしたり、お喋りをした。











時には外で会って、一緒にご飯を食べて、お出かけした。





「なあ聞いてや甚爾ぃ、直哉がなあ、」




「ん？はは、直哉とお前ら、相変わらず馬鹿やってんなあ、」














そうしてまた、季節が巡り、






「ーーー琥鉄、お前も、もう中学生か。




ちっとはデカくなったな、まだチビだがな、くはは、」






「えへん、うちは今成長期やからな、



こてっちゃんは、今にもスレンダーな美人に育つからな！



ビックリして腰抜かすかもしれへんで、とーじぃ！にひん！」







「なはは、そいつは楽しみにしとくわ、ぶはっ、」




「ちょっと〜〜、本気にしてないやろ！」



「してるしてる、ぷはは、なはは、」




「もお〜！とーじのア〜ホ〜〜」










そんな風に、変わらず、冗談を言い、




ふざけてじゃれ合い、笑い合った。

作者からのご報告→←約束

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す