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おんぶ ページ18

皆がそれぞれお面をつけて、

花火大会へ向かう。



人混みの中、


(・・・呪霊がいる、)


祭りに混ざるように、

お面をつけ、人のフリをした呪霊がちらほらいる。


自分もお面つけて歩いてると、

そいつらに、まるで、


自分も仲間入りしたみたいな気分やな。






(漫画で見たなあ、こういうの)



夏祭りに妖怪や何やらが混ざって、

人も妖も、わからなくなっていく様。






「A、」




はぐれんなよ、と、とーじがウチの手を引いた。


花火を見るために、階段を登っていく。





「かき氷うま〜、キンキンするわ〜、」


「よく食べますねえ、直哉お坊ちゃん、」



ウチの従者と、カキ氷を食べる直哉が歩いていく。




2人の後ろを歩くとーじと私。




「あ、ゲタの鼻緒が切れちゃったみたいやわ、あちゃ〜」




琥鉄がしゃがみこむと、



「なんだ、なら俺の背中に乗れよ」


とーじがうちをおんぶしてくれた。




「わりゃ、ありがとなぁとーじ、えへへ、」



「はは、お前ちょっと重くなったなあ、出会ったばかりの頃と比べて」



「トーゼンや、成長期やぞ、ウチは。

そのうちとーじもビックリの、
グラマラスなスレンダーなナイスなネェちゃんになるんやで、」



「ぶ、ははははは!そいつはすげーや、」


「本気やからな、マジのマジやぞゴラぁ」


「あはは、コラ、耳をひっぱんな、ボケ、落っことすぞ、」



「んならとーじも道連れじゃあ〜、」



「このガキ、」




やいのやいのと言い合い、ぶはははは、と笑い合い、


気付けば階段を登りきり、



とーじとウチは、花火大会の会場に着いた。






「とーじの背中からだと高くて、見えやすいわな〜、
さっすがゴリラとーじ!」



テンションが上がったうちは、

褒めながらとーじの肩をピシンと叩いた。



「あたっ、にゃろお〜、


そういうことをする奴はこうだ、ほらっ、」




はしゃぐウチを、とーじが背中から肩の上に持ち上げ、



「おわあっ」


「はは、どーだ、もっと高いだろ、」



「にゃはは、肩車やねえ、高いたか〜い、」



とーじに肩車されながら、一緒に花火を見た。

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夢楽笑☆(プロフ) - ミントパインさん» わあ〜コメントありがとうございます!!面白いと思って頂けて良かったです!そんな褒めて頂けて嬉しいです(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠ノ⁠♪あざっす!!!です!!! (2023年1月25日 23時) (レス) @page38 id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ミントパイン(プロフ) - 面白すぎる…何故このような面白い作品を作れるのか、同じ作者として尊敬します! (2023年1月19日 0時) (レス) @page23 id: d3c57e24ac (このIDを非表示/違反報告)
夢楽笑☆(プロフ) - ゆめさん» ありがとうございます!愉快でマイペースな主人公のほのぼの日常ライフを描きたかったので、楽しんでもらえて嬉しいです!神だなんて、そんな〜エヘヘへ(⁠ʃ⁠ƪ⁠^⁠3⁠^⁠)(笑) (2023年1月17日 3時) (レス) id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 可愛すぎる…神ですか?神ですね。 (2023年1月16日 17時) (レス) @page17 id: 00b5af4eb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢楽 笑 | 作成日時:2023年1月6日 23時

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