五条せんせぇの呪力うんま〜 〘呪術廻戦〙

夏祭り ページ17

「リンゴ飴！リンゴ飴食べたいわ！」



今私たちは、夏まつりに来ている。


とーじ、直哉、わたし、私の従者の４人でだ。



「なおや〜、待ちぃや、はぐれるで〜、あ、イチゴ飴もあるん？！食べたい！なおや待ってえ〜や！」



「お前も走り出すんかよ、待て待てチビ共、」


「おじょう〜、待ってくださいな〜、」




「はむはむ、」


「チョコバナナも食いたいわ！」


「俺焼きそば食いてーな、」


「とーじ君が焼きそば食べるんなら俺も食う！」



甚爾に憧れている直哉は、ことあるごとに甚爾の真似をしたがる。



「おじょう、うまいですか？」


「んまい、あんたの綿あめもちょっとかじらせて〜や、」


「良いですよ、はい、」






「わーすごいなとーじ君！射的、百発百中やん！」



「簡単さ、お前もやってみろよ直哉、」


「うん！」




甚爾が射的の屋台で次々と景品を撃ち落とし、


感動した直哉が、甚爾に教えてもらいながら、


射的をやり始めた。



「さっすがとーじやな、プフ、直哉外してワーワー騒いどる、

オモロイな〜、」



「おじょう、えらいデッカイ金魚がとれましたよ、」



「うっわ！ほんまデッカイなあ〜、鯉みたいやん、」



皆んなでわーわー言い合いながら、祭りを楽しんでいく。



輪投げをやったり、



「これをうまく取れれば一万円・・・慎重に慎重に・・」


「にゃー！ヒビ入ってもーた！」


「騒がんといてや直哉〜、うちの手元まで狂ってまう、」


「おじょう、俺、もう少しで、この５千円の型抜きが、出来そうですわ、」


「まじ？え〜な〜、うちもこの二千円のを完成させたるで」



皆んなで型抜きをやったり、



「もうちょっとだったのに・・はあ、」



「千円の型抜きは成功したんやし、
この千円で、美味しいもん買おーや、」



「俺は三千円でしたわ、やったあ、」


「難しいわあ〜アレ、」






「くじ引きで剣当たったで！」


「あはは、甚爾さんは、女の子用の着せ替え人形ですか、当たったん、」


「俺は使わねえし、A、いるかコレ、」



「おー、貰ったるわ、あ、とーじ、ウチ、
お面つけたい、お面買おーや、」





四人でそれぞれお面を買った。



「あはは、とーじ、プリキュアのお面似合っとるわあ、」


「店員の姉ちゃんに勧められて仕方なくな、

ほら、お前にもつけてやるよ、」



甚爾が、屈んで、私の頭に、狐のお面をつけてくれた。

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