22 ページ23
車が止まった気がして
目をさます
「あれ、」
隣に乗っていたそらも
運転席にいたえいちゃんも
いなくなっていて
急いで辺りを見回した
窓の外の景色は自分の家の近所になっていて
あぁ、もう家について
私が起きないからそのままにしていてくれたんだと
察する
「ごめん、寝ちゃって」
自分が一人暮らししている部屋の
玄関のインターホンを鳴らして
中にそう言うと
鍵を開けて出てきたのは
眠そうな顔のそら
そ「おはよ、ごめんね置き去りにして」
「俺 カギ開けろってえいちゃんに
叩き起こされた」
ふはは、ボサボサの髪を掻きながら
笑う
中に入るとソファでえいちゃんが眠っていた
そ「ごめんね勝手に
でもエイジ眠そうだったから」
「全然いいよ、そうだよね
運転してたしね」
エイジ、そうだ
えいちゃんってエイジっていうんだった
えいちゃんとしか呼んでなかったから
すっかり忘れかけていた。
そ「俺さ、バイトあるからもう
行かなくちゃ」
「、え」
そ「えいちゃんそのままでいい？
かわいそうだから寝かせてあげて」
「うん、わかった」
確かに、無理やり起こして
運転して帰らせるなんて、かわいそうだ
そ「うん、じゃあまた学校でね」
帰り際、靴を履いたそらが振り返り
そっと触れるだけのキスをする
そ「バイバイ」
「ばいばい」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
グ(プロフ) - あやかさん» 返信遅くなってしまってゴメンなさい！今までで一番かもなんて言ってもらえて嬉しいです！満足いただける結末にできたか不安ですけど・・・笑 ありがとうございます！ (2017年7月14日 1時) (
レス) id: e4ddb54207 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - めっちゃ続きが気になって毎日見てます！！今までの夢小説で一番好きかもしれないです！更新頑張ってください！応援してます！！！ (2017年7月6日 2時) (レス) id: dcd274a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
グ(プロフ) - まゆさん» ヤヴァイですか！！嬉しすぎます笑 ありがとうございます！頑張ります＾＾ (2017年6月25日 19時) (レス) id: e4ddb54207 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - めっちゃほんまめちゃくちゃヤヴァイ!!!!面白すぎます！ドキドキが止まらん！更新頑張ってください！全力で応援してまっす!!!!!! (2017年6月25日 10時) (レス) id: 2f0772b727 (このIDを非表示/違反報告)
グ(プロフ) - 侑美さん» ありがとうございます！嬉しいです＾＾どうなるんでしょう・・実は自分もまだわからないんです 笑 もっと面白いって思ってもらえるように頑張ります＾＾ (2017年6月24日 19時) (レス) id: e4ddb54207 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：グン。
| 作成日時：2017年6月19日 0時
