弐・お義父さんが無惨様とか勘弁してほしい【鬼滅の刃】

漆 3/26 追加箇所あり ページ7

童磨が私と殺s…遊んでる時は、楽しんでるせいで殺気が全然ない。


それに加え、殺気を探る訓練なはずなのに猗窩座にぃからは殺気が放たれない。いつもの弱者への態度は何処へ。


ならば黒死牟に頼もう！ってなった時も殺気が全くなかった。


その為、殺意を宿らせようと思い、死を覚悟して


｢目6つもいらなくない？ちょっときもいよ｣


と言ってやった。



そうしたら殺意どころが情熱まで失ってしゅんって子犬みたいになって6つのうち4つを閉じるようになってた。



ほんとにごめん黒死牟。まさかそこまで幼女だったとは。



ちなみに誤解はきちんと解いたので今はいつも通りの黒死牟に戻っている。





こうなったら殺気のプロ(？)の無惨様に頼むしかないと思い、鍛錬に付き合って下さいと内容も伝えて頼んだら快く受け入れてくれた。


でも受け入れてくれただけで殺意や殺気は1ミリたりとも感じなかった。



それじゃあ意味ねぇよ！！と思い、次こそ殺される覚悟で

｢いつも怒ってて怖いから嫌い｣

と言ったら殺気が放たれるどころが前よりも優しくなった。



なんかごめん。




これじゃあ鍛錬にならないと無惨様達が話し合ったらしく、たまぁにくそ雑魚鬼がいる所に連れてかれて殺気を探るように訓練している。



いや鍛錬にならなくしたのは君たちですけどね。うん。




とまぁ愉快(笑)で楽しい(笑)毎日を私は過ごしていた。




…


…


…



鍛錬を始めて4ヶ月。


ついに明日は最終選別を受ける日となった。


今日一日中無惨様と上弦の皆に｢やっぱり最終選別に行くのは止めにしよう｣と言われたが丁重にお断りした。

だってせっかくの鍛錬が無駄になっちゃうもん。


そもそもの所彼らが提案したわけだし。



…いやまぁ本音を言えばですよ？

最終選別なんて行かずにここで平和(？)に暮らしていきたいですよ私は。



でも！！



推しが苦しむ所を黙って見ているなんて無理に決まってる！！


｢本当に行ってしまわれるのですか…？｣

鳴女ちゃんが寂しげに琵琶を弾きながら言った。

可愛すぎてしんどい。


『大丈夫だよ！全集中常中も出来るようになったし！』


｢でもあそこは藤の花が沢山あってAちゃんが大変な時、私達は誰も助けにいけないのよ…？｣


堕姫ちゃんが泣きながら言う。
泣いてる堕姫ちゃんもえr……じゃなくて。可愛すぎてしんどい。

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