丗漆 ページ37
隊服と刀を受け取った後、無限城に戻り、10日ぶりの鍛錬をした。
隊服で動きやすいし、武器も自分に合った刀を使っていたため、前と比べて黒死牟と猗窩座に反撃出来るようになっていた。
そしていつもの様に童磨と遊んでいたらノスケから初任務を言い渡された。
もう既に隊服だし、日輪刀も持ってるし、1度無限城に戻ったらめんどくさい事になりそうだったので童磨にバレないように任務に行こうとしたのだが…
ノスケの声が聞こえたらしく、童磨が琵琶の女の子!と鳴女ちゃんを呼んだせいで無限城に戻された。
そこには鬼の中でも過保護な6人も何故か集まっていた。
仕方なく今から初任務に行ってきます。と挨拶すると、案の定騒ぎ始めたのだ。
黒死牟は私を部屋に連れて行こうとするし
無惨様は甘味と自分のツラで釣ろうとするし
猗窩座は相変わらず鍛錬にさそってくるし
童磨はひたすら捕まえようとしてくるし
妓夫太郎と堕姫ちゃんは抱きついて離れない。
鳴女ちゃんに助けを求めたら嫌だと断られてしまった。
『なんの為に鬼殺隊に入ったと思ってるの?!いいから離してくれない!?』
「人間は脆い。すぐに死ぬ。」
『いやいや…私猗窩座にぃと黒死牟じぃちゃんに鍛え上げられたんだよ?死ぬ訳なくない?それとも私…成長してないの…?』
泣きそうな声で言うと、黒死牟と猗窩座は「うっ…」と声を詰まらせて大人しくなった。
『童磨、帰ってきたら私の血あげるから離して?』
「仕方ないなぁ〜」
「Aちゃん!今からふぁっしょんしょー?しよ!?』
「面白そうだなァ。ほら行くぞ。」
そう言って私を連れ出そうとする2人。
『ファッションショーするなら時間がある時がいいな?ふたりと沢山遊びたいし…だから今だけお願い…』
必殺上目遣いを使うと2人も静かになった。
後は鳴女ちゃんと無惨だけだ。
『お父さん』
「嫌だといっている」
『…鬼倒さないと柱なれないよ』
「ならなくていい」
『でも私、強くなってお父さんに見合う娘になりたいの。一生のお願い。私を任務に行かせて?』
無惨様は一生のお願いに弱い。
それに加えて無惨様に抱きつき、上目遣いで、今度二人で甘味処行きたいな?と言うと
「…今回だけだ」
と言って話してくれた。
鬼って意外とちょろいんだぜ。
……あとは鳴女ちゃんだけだな
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虹心(プロフ) - コメント失礼します!とっても面白いこの小説が大好きです!続き楽しみにしてます! (2月5日 15時) (レス) id: 62f09173e9 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます!更新おまたせしました、全然完結じゃないです!😹亀更新ですがこれからもよろしくお願いします😚 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます!プレイリストがなにか存じ上げませんがありがとうございます笑。今後ともよろしくです🫶 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 面白すぎて一気見ました!!さいこうです!連載状況が完結となっていますが、これで完結なのでしょうか?個人的には続きが気になるので更新楽しみにしてます! (12月31日 17時) (レス) @page13 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほかほかごはん | 作成日時:2023年3月17日 0時