拾弐 ページ12
『えっと…だいじょうぶでしたか？』
｢う、うんありがとう…｣
手を差し出すと私の手を掴みそう言いながら立ち上がる男の子。
苦戦していた相手を私のような子供がいとも簡単に倒したからかとても困惑しているようだった。
『うで、けがしてますよ！』
｢ほ、ほんとだ｣
『よかっ｢た、助けてくれ！！｣…！』
良かったら使って下さいと塗り薬を渡そうとすると、助けを呼ぶ声が耳に飛び込む。
……皆助け求めすぎでは？
こんなんで大丈夫なのか鬼殺隊…。
｢お、おい！後ろに鬼が！｣
『あーやっぱり？』
凄い殺気が真後ろから感じる。
振り向くと同時に小さい日輪刀を横に振ると殺気が消えると同時に鬼は塵になって消えていった。
なんか無惨様や上弦に殺気無くてよかったって思えてきた…。
そのおかげで周りの殺気が感じやすい。
『じゃあわたしはたすけをよぶこえがしたところにいくのでこれ、よかったらつかってください！』
そう言って次こそ塗り薬を適量わける。
そして私はすぐに声がした方に行った。
｢……っ助けてくれてありがとな！！！｣
後ろからもう一度感謝の言葉が聞こえて思わず口元がニヤける。
最後に振り向いて絶対生き残ってね！と笑顔で言うと気絶した。
うん、まじか。笑っただけで気絶するのか。
今世の私凄い…自分でも引いた。
一応藤の花の香袋をポッケに入れといたから鬼に食われることはないだろう。
念の為もう1袋入れてから助けを求める声の方に走っていった。
そんな事を繰り返していると夜が明けてしまった。
ちなみに手鬼は見つからなかった。
とりあえずお腹がすいたのでおにぎりを食べながら鬼を探す。
日が昇っている今なら日陰に居るだろうから夜の時より探しやすい。
現に夜が明けてから10体は見つけた。
……のはいいんだけど。
ひとつ言わせてほしい。
何この選別。ハードモードすぎる。
いや鬼は弱いから呼吸使えなくてもぱぱっと倒せるんだけどさ？？量多くない？？
私が世界初の珍しい稀血のせい？？
いまさっきなんて私を見つけた瞬間、喰らおうとして陽の光浴びて死んだ馬鹿いたし。
勘弁してよねほんと…。
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虹心(プロフ) - コメント失礼します！とっても面白いこの小説が大好きです！続き楽しみにしてます！ (2月5日 15時) (
レス) id: 62f09173e9 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます！更新おまたせしました、全然完結じゃないです！😹亀更新ですがこれからもよろしくお願いします😚 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ほかほかごはん(プロフ) - lokilokiさん» コメントありがとうございます！プレイリストがなにか存じ上げませんがありがとうございます笑。今後ともよろしくです🫶 (1月17日 17時) (レス) id: a44573bd24 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 面白すぎて一気見ました！！さいこうです！連載状況が完結となっていますが、これで完結なのでしょうか？個人的には続きが気になるので更新楽しみにしてます！ (12月31日 17時) (レス) @page13 id: 340cc653a8 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 20時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほかほかごはん | 作成日時：2023年3月17日 0時
