青く輝く月を君に…fin【名前変換オリジナル】

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もうバレるだなんて…







怖さに足が震える。
お兄様…怒ってる。
今度こそ許してなんて貰えない









アオイ「リリカ…大丈夫」







…アオイ





「…ええ」






アオイは私の手をぎゅっと握った。









ライト「またお前か…皐月アオイ！！」









アオイ「お久しぶりですね、お兄さん」








ライト「ふざけるな！！リリカを返せ！！」







お兄様は暴れだし、使用人がどんどん集まってきてしまった。
しまいには、兄妹や両親まで…








私達は完全に逃げられなくなってしまったんだ。









母「リリカ！？これはどういうことですか！！」



父「…君は皐月家の息子の…」






お、怒ってる…









アオイ「申し遅れました。皐月アオイです。」




「…アオイ」





母「リリカ！貴方って子は 女王様になったのよ！？いい加減にしなさい！！」





「…」






本当は女王様になんてなりたくない









父「皐月くん、もう辞めてくれ！うちには関わらないでくれ！！リリカは君が思っているよりも…重要な存在なんだぞ！」









お父様…
私は何も特別じゃない、ただ少し…お偉い所に生まれてきて、育っただけなの
何も無い…何もできないの









アオイ「誰がリリカは重要な存在じゃないなんて言いました？」








…え？









アオイ「俺にとってリリカの代わりはいない

…俺の特別なんです。」

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