青く輝く月を君に…fin【名前変換オリジナル】

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「水篠さん…？」





水篠「良かった…無事だったか」





アオイ「僕が呼んだんだ」









水篠さんが
私の本当のお父様…





母「貴方！どうして！」




アオイ「怪盗なめないでくださいよ、調べたらこのくらい分かりますよ」








「…ほんとなの？水篠さん」




水篠「…とうとう、知ったのかい」









水篠さんは小さい頃からのピアノの先生
そんな人がまさか自分の実の父親だなんて
信じられないわ






アオイ「リリカ、君は月城家の子ってことになっているけど…生まれてきて、その青い瞳を見た時に水篠さんは自分の子だと気づいたんだ」




「そうなのね…」








青い瞳、それは水篠さんもだった。
綺麗な瞳に私は小さい頃から既視感を覚えていた。








父「…ふざけるな！！なんなんだ！！今更父親面してきやがって！リリカの父親は私しかいない！」






「…」







水篠「…貴方は彼女を幸せにできていましたか？」



父「な、なんだと…」







水篠「彼女が望んでいることに気づいていながらも縛り付けて、彼女が兄に束縛されている事に気づきもしないで…何が父親ですか！」









ああ、やっとわかったわ


この人だ…この人がお父さんだ…


心が暖かい。








「水篠さん…」









水篠「リリカちゃん、僕と一緒に生きていこう」

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