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北斗side
康二くんから荷物をもらって部屋に入る。
夜ご飯は大部屋だから、先に布団などを敷いていつでも休めるように準備した。
涼太「2人とも、さっきはああいったけど本当に気を使わないでいいからね？SnowMan、過保護になってるだけだから。」
舘さんはまた眉毛を下げて困った顔でそういった。
気にされすぎて逆に疲れてそうな感じ。
北斗『舘さん。多分皆に心配されすぎて余計疲れちゃってますよね。まだ撮影まで時間あるから今は休んで下さい。
俺らも心配だけど、しすぎても疲れちゃうでしょ。傍にいるし今はなんも考えなくていいから。』
ジェシー『北斗。他の部屋回ってくる。なんかあったらLINEして。』
そういってジェシーは部屋を出た。
多分近くの部屋に休んでるからうるさくし過ぎないようにって言いに行ってくれてる。
涼太「ありがとう。じゃあちょっとだけ休むね..。
あの、さ...もしも俺がまた...」
そういって布団に入ると、かなり体力を消耗していたのか舘さんは話してる途中に寝てしまった。
北斗『疲れてたんだな。
もっと早く気づいたあげればよかった。』
そう思ってしまうのは今日、企画の時に1度同じチームになったから。その時は体調崩しているなんて微塵も感じなくて普通にゲームを楽しんでいたから。
あの時も具合が悪かったのかと思うと、俺ら年下には頼りたくなかったのか、頼れなかったのかと悶々とする。
しばらく本を読んでいると、舘さんの方から声がした。
涼太「..と、ほくと...。」
北斗『舘さん？どうかしました？』
涼太「ごめっ..気持ちわるいっ...。」
北斗『あ、ゴミ箱！はい、どうぞ。』
背中を摩ってあげると、波打つように背中がはねる。
お昼に食べたものはもう吐き出してしまったのか、ただ嘔吐くだけだった。
北斗『舘さん、苦しいかもだけど水飲みましょう。
その方が出しやすいかも。』
涼太「ごめ、っ、ｹﾞﾎｯ、ｵｴｯ...」
水を流し込んで、また水を戻す。
でも先程よりはスッキリできたみたい。
涼太「ごめんっ...ごめんね...泣」
北斗『大丈夫ですから。お互い様でしょ？俺も舘さんにたくさん助けられてます。
まだ時間ありますからもう少し休みましょう。』
そういって俺が背中をぽんぽんと叩くと、舘さんはまた眠りについた。
夜ご飯の時間になって、ジェシーが呼びにきてくれた。舘さんを起こすと先程よりは顔色が少し良くなっていて安心した。
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
