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涼太side
俺が皆の元に顔を出そうと思えたのには、翔太の電話ももちろんだけど、もう1つ理由があった。
翔太との電話の後、まだちょっと不安が取れなくて。
でもそろそろ切り替えなきゃと、心配してくれた先輩方や後輩達に連絡を返していた時に急に携帯が震えた。
知らない電話番号だった。
一応警戒はしながらとりあえず出てみた。
涼太「はい、もしもし。」
？『おう、宮舘か？』
何となく聞いた事がある声。
涼太「はい、そうです。」
松岡『あ、悪い。名前言ってなかったな。松岡だ。急にすまねぇ。』
涼太「松岡くん！お、お疲れ様です。」
その人物はTOKIOの松岡くんだった。
俺はもちろん存じ上げてる大先輩だか、お会いしたことはなくて向こうが俺を知ってるかはさだかじゃなかったのに、わざわざ電話をしてくださった事がすごく嬉しかった。
松岡『おう。色々大変だったな。無症状って聞いたけど体調は大丈夫なのか？』
涼太「はい。体調は何も影響はないです。」
松岡『ならよかった。精神的にもキツかったろ。
こればかりは、お前が悪くねぇっつっても気にするに決まってるしな。』
涼太「....はい。」
松岡『でも、ネガティブに考えてても嫌な事のループになるだけだ。だったらその分これから先どうしたいかを考えろ。今回のことは、年末に全部厄落としだって思って年始から全力で活動していけ。
下積みが長かったってのはそんだけ今に生かせる物が身についてるはずだぞ。』
松岡くんの言葉は、すごく心に残った。自分がまだモヤモヤしていた部分を、スッと消し去ってくれた。
松岡『今お前に来てる向かい風を2021年は絶対追い風にしてみせろ。ショック受けてる暇なんてねぇから。それを出来るかどうかはお前次第だ。』
涼太「はい！
松岡くん、ありがとうございます。」
松岡『おう。じゃあな。』
松岡くんとの電話が終わり、なんだかすごく気持ちがスッキリした。
よし、俺は俺が出来ることをやろう。
今の俺にしかできない事を見つけて2021年、活動を再開した時にはファンの子達に今まで以上に幸せになって貰えるようにしよう。
そう心に決めていた。
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
