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涼太side
朝から風邪気味で咳がでていたけど、今日という日を楽しみにしていた俺は無視していた。
まだ待ち合わせまで時間があったので、音楽をかけながら今日の復習をする。
先に帰ったメンバーや仕事があるメンバーを見送るといつの間にか後はふっか、目黒、翔太だけ。
そう言えば今日の翔太はすごく機嫌が悪かった。
俺が何か動こうとすると、『いい！俺がやる！！』と先に動かれてしまう。
辰哉『舘さん、俺先に帰るね。お疲れ様。』
涼太「あぁ、お疲れ。」
翔太、ふっかと一緒じゃないのか。
残るは俺と、目黒と翔太。
なんとも珍しい光景だ。
しかも何故か2人でコソコソ話してるし。
すると急に翔太がでかい声で叫んだ。
翔太『は？！おま、何してんの！！』
蓮『しょっぴーうるさい。だってこの方が効き目ありそうじゃん。いいって言ってくれたし。だからもう今日は帰ろ。明日にはわかるはずだからさ..。』
翔太『ったく、まぁ確かに効果はある気がするけど...。ちゃんと会った時また謝っておけよ？普通そういう事させねぇからな先輩に。』
蓮『はは、じゃあ俺普通じゃないかも(笑)』
なんの話してるんだろう。そう思いながらも、気がつけばもういい時間で、帰り支度をすませる。
涼太「2人も、もう出る？」
蓮『そっすね、帰ります。』
翔太『...お疲れ。』
蓮『舘さん、楽しんできてね。』
翔太は相変わらず素っ気ない。それに比べて目黒はなんだか楽しそう。悪巧みしてるみたいな顔をして。
涼太「あ、うん。あ、ありがとう。」
2人と別れ亀梨くんの家までタクシーで向かう。
亀梨くんにもこれから向かうと伝えたあと、ふとまた喉に痛みが走る。
あ、せめて咳止め位は飲まないと。流石に心配掛けられないし。
...
運転手『お客さん、着きましたよ。』
涼太「あ、すみません。ありがとうございました。」
いつの間にか寝てしまっていた。慌ててお金を渡すと
優しい運転手さんは、『風邪には気をつけてくださいね。』なんて俺の咳を心配してのど飴までくださった。
急いで亀梨くんの家に向かう。
涼太「ｹﾎｯ...っ...やば、頭いた...」
変に寝てしまったせいか頭がぼーっとしている。
まずい、でも今更先輩の約束をドタキャンする訳にはいかない。
気持ちの問題だ。と気合いを入れ直してインターフォンを押す。『入れ』と言う声を聞いて部屋に入れてもらうと、何故か少し怒り気味の亀梨くんがいた。
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
