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宏光side
ジェシー『だ、舘さん？！』
宏光『おい！宮舘！宮舘！！』
涼太「っ...ん」
とりあえず意識があるか声をかけると、なんとか反応してくれた。
宏光『ジェシー、救急車頼む。』
ジェシー『は、はい！！』
ひとまずこれはマズいからジェシーに救急車を頼む。
おれは再び宮舘に声をかけた。
宏光『宮舘、俺の事わかるか？』
涼太「き...やま、くん」
宏光『良かった...。何があった？』
涼太「....。」
そういうと、途端に口ごもった。なにか理由があるんだろう。
宏光『ん、わかった。言わなくていい。
いま救急車呼んだから、メンバーにもれ...』
俺がメンバーという言葉を出すと、途端に袖口を掴みふるふると首を横に振った。
涼太「だめっ...です、メン、バーには、言わな、いで...俺が、守らなきゃ、俺がっ...ゲホッゲホッ！！」
宏光『わかった、わかった！しないから。
ごめんな、悪かった。大丈夫、大丈夫だからな。』
背中を擦りながら、いまできる最大限の応急処置をして待つ。
一体なにがあったんだよ。
しばらくして、救急車がきた。
ジェシーと一緒に乗り、着いた時の情報を説明する。
それから数時間して、宮舘の処置が終わった。
先生から話されたのは、お腹と背中にかなりの痣があったこと。お腹にかなりの衝撃がはしった際に逆流して吐血してしまったのではないかという事だった。
今は目を覚ますのを待っている。
前に見た時より痩せ細った顔や身体が何だか痛々しい。
ジェシー『何があったんですかね。』
宏光『かなり前からの痣もあるみたいだからな。ずっと耐えてたんだろ。それにこの感じだと、メンバーには言ってないだろうな。』
ジェシー『舘さんの性格上そうするでしょうね。
どうしますか？』
宏光『とりあえず、宮舘が起きてからだな。メンバーはあの反応だとまだ呼ばない方がいいだろ。ただ、滝沢君には話さないといけない。簡単に済む問題ではないからな。ジェシー、俺連絡してくるから傍にいてやってくれ。』
多分この様子だと、あのラウールの件も関わってるだろうし話してないのだろうから。
宏光『ったく、メンバー思いも行き過ぎると大変だな...。元気になったら説教だぞ。』
宏光『もしもし、滝沢くん。北山です。あの...』
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
