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涼太side
スタッフ『さてと、で？アンタは何してくれんの？
ラウールの代わりにでもなってくれるんすか？』
狂ったような笑顔で俺に話しかける。
確か、このスタジオの音響スタッフだったかこいつ。よくこんな奴が仕事できるな。念の為ずっと録音しておいてよかったかも知れない。
涼太「何が目的なんですか？ラウールが何か貴方にしましたか？」
スタッフ『目的？そんなのないよ。ムカつくだけ。ラウールも、あんたらSnowManも。チヤホヤされて甘やかされてさ、アイドルなんて笑顔で笑ってりゃ金貰えんだろ？』
そんなことで、こいつはラウールを傷つけたのか？
なんて、哀れなやつなんだろう。ラウールの良さもしらないで、勝手に解釈して、傷つけて。
聞いてるだけで、怒りが止まらない。
スタッフ『そんなことよりさ、アンタは俺に何をしてくれるの？？ねぇ、"舘様"(笑)』
ニヤニヤした顔で俺をみて笑う男。
涼太「何もしませんよ。この事を事務所に報告するまでです。貴方を傷害罪で警察に突き出す。」
でも、こんな事をしているやつがそんなに甘いわけなかった。だからラウールも我慢していたのかもしれない。まだ幼いあの子をこんな手で苦しめていたのか。
スタッフ『あ、聞いてなかったんだ。別に俺を警察に突き出すのは構わないよ？ただ、そうしたら君たちのプライベート写真とか連絡先とかばらまいちゃうよ？』
涼太「...は？」
スタッフ『俺の親、週刊誌の記者なんだよね。だから色んなツテがあるの。アンタが事務所に掛け合って俺が捕まっても親父や俺の友達を通して好き勝手にばらまいちゃうよ？？はは、それでもいいならやれば？』
落ち着け、こんなの嘘だ。騙されるな。
スタッフ『あ？嘘だと思ってる？残念でした。本当だよ？？ほら、これ♡』
そういって男が出したのは俺達SnowManの写真。
どれも隠し撮りで事務所やスタジオに向かう私服の格好だった。
涼太「...。」
どうするべきなんだ。決定的なものはない。たまたまプライベート写真を撮っただけかもしれない。
だけれどこれが本当ならば、俺が動いてこの状態が収束しても、SnowManの未来を潰しかねない。
それではラウールが必死に守っていた意味が無くなってしまう。ラウールにはもう苦しいんで欲しくない。
だったら、こいつが飽きるまで俺が代わりになればいい。
涼太「ラウールにはもう手を出すな。
アンタの気が済むまで、俺が代わりになる。」
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玲奈 - りんさん» 辛い思いをする人が減ると信じましょう、新たな作品も楽しみにしています、お身体に気をつけてお過ごしください (2021年4月16日 21時) (
レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます！ そういって頂けて嬉しいです！辛い思いをする人が1人でも無くなるといいですよね..。 (2021年4月3日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 最初から最後まで読ませて頂きました、ひとりじゃないって最強だというタイトルのお話凄く良かったです、作者様が書かれているようにコロナ感染への偏見、SNSの不適切な投稿が少しでもなくなることを私も祈っています、書いてくださり本当にありがとうございました (2021年3月31日 10時) (レス) id: 91c9c99e4b (このIDを非表示/違反報告)
暖 - めめあべが体調悪いのを隠してて、めめあべ以外のメンバーが説得するが、聞かず、無理して倒れて ゆり組に看病されるお話をお願いします。 (2021年3月2日 12時) (レス) id: 89e8900637 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 暖さん» コメントありがとうございます！番外編作成の際にはぜひ使わせて頂きます！ (2021年3月2日 8時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年1月24日 22時
