↑８４話↓ ページ48
→リボーンside←
リボ「…A、なんでお前は騙すかもしれない、裏切るかもしれない奴でも救おうとする？お前は人を疑うことを知らないのか？だから誰にでもそうやって救いの手を差し伸べるのか？そんな姿になっても何故笑っていられる？…お前は、何故助けを求めないんだ？」
A「…ふっ…ふふふっ…」
頭や心の中で感情が昂る俺は、その感情が隠しきれずに声にも現れてしまい、捲し立てるかのようにAに今思っていることを全部吐き出す。
そんな俺に気づいてか、Aはきょとんと、とぼけた顔をしたかと思えばクスクスと笑いだす。
A「そんなの簡単な話だ、助けを求めているから救う。疑うことを知らないんじゃなくて、あたしにとっては疑うことよりも信じることの方が簡単だから救いを求めている奴には誰にだって分け隔てなく助ける。こんな姿でも笑っていられるのは、リボーン…お前のようにちゃんと心配してくれる奴がいるからだぞ…？だからあたしは誰かを守るために強くなれるし、それがあたしにとって助けにもなってるんだ…だからあたしはリボーンにはたくさん感謝しているんだぞ…？」
リボ「っ…！」
…不覚にも泣きそうになる。
なんでお前はそんなにボロボロになっても綺麗なんだ、眩しいんだ…純粋でいられるんだ…。
この世界が真っ黒に染まってもお前だけは真っ白で何色にも染まらないのだろう。
だからこそお前が誰かに穢されるのは見ていられない、許せない、耐えられない。
そんな姿をしたAを見ると俺はいつもの俺でいられなくなって、冷静さを失う。
そのくらい大事だ、Aのことが大切な存在なんだ。
もともと執着しない俺が唯一執着しているのがAだ。
きっともう俺の中でAのいない人生なんて考えられないだろう。
リボ「…A…お前だけは絶対に俺の前から消えるな…どんな形であれ、お前だけは俺と共にあってくれ…俺は、お前だけは失いたくない…奪われたくないんだ…。」
…俺は、お前のことになると余裕なんてない、なりふり構わず、情けない姿を晒してでもお前だけは簡単に手放すつもりはないんだ…。
A「…うん、リボーンの前からは消えないぞ…あたしからは、な…きっと、リボーンの方があたしの前から消えちゃうんだろうなぁ…。」
Aはそう言って悲しそうに笑う。
…俺が…自らAの前から…消える…？
そんなはずない…そんなわけがない…。
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます！一番好きだなんてとても嬉しいです！とても励みになります！これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします！(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (
レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!！この小説一番好きです!！これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です！そう言っていただけると励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！o(*ﾟ▽ﾟ*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです！！これからも頑張って下さい！ (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます！楽しんでもらえて私も嬉しいです！応援、励みになります！これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね！(^o^)／ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2015年9月12日 12時
