↑78話↓ ページ41
→Aside←
京子「先生、天音さんが怪我をしているので保健室に連れて行ってきます!」
A「え…?京子?」
そう言って京子があたしの手首を掴む。
…今あたしに触れたら京子が濡れちゃうぞ…。
獄寺「…ケッ、やってらんねぇ…行くぞA。」
A「隼人…。」
そう言って隼人はあたしの鞄を持ってくれる。
…さっきから本当にごめんな、ありがとう。
教科担「あ、あぁ、分かった…では授業を始める!」
そう言って授業が始まるのを横目に教室を出て保健室に向かうのだった。
―――――保健室
保健室に行くとドアに札がかかっていた。
なになに…『ただいま職員室で会議中です。自分でできる範囲なら勝手に利用してください。緊急の場合は職員室まで。保健医より』
A「なんだ、保健室の先生いないのか、ならしょうがない、戻ろう。」
獄寺・京子「駄目(だ)っ!」
A「しー!…一応今、授業中だから、静かにな…。」
隼人と京子は授業中にも関わらず、大声であたしに注意をする。
…まぁ、あたしのことにそうやって真剣に向き合ってくれるのは嬉しい限りだけどな…。
獄寺「…出来る範囲なら勝手に使えって書いてんだろ、いいから入るぞ。」
A「でも大したことないぞ…」
京子「駄目だよ!口の端が切れて血が出てるもん!ちゃんと手当てしなきゃ!」
A「…分かった、じゃあお願いするかな。」
京子「うん!」
あたしは怪我はすぐ治る体なんだが…まぁ、せっかくこう言ってくれているし、その言葉に甘えるとするか…。
保健室に入ってとりあえず着替えることにする。
A「とりあえず濡れて気持ち悪い…ちょっと着替えるな?」
京子「うん!分かった!」
獄寺「…あぁ。」
そう言ってあたしはベッドの仕切りカーテンを閉めて着替えをする。
…こういうことも想定済みってな。
あたしは持ってきていたタオルで軽く髪や体を拭いて、替えの制服に着替える。
あーあ、鞄もびっしょりだな…底に入れていた替えの制服は濡れてなかったけど、恭弥に渡す方のお弁当はすぐに渡すつもりで上に入れていたせいかぐっしょりだな…しゃーない、見栄え悪いけどあたしの方のお弁当を渡すか…こっちは幸いなことに被害ないしな…。
そんなことを考えながら濡れた制服を持ってきていたビニール袋にまとめて入れて、使い終わったタオルで軽く鞄を拭いて片付ける。
…上履きも濡れてるなぁ…持って帰って洗って乾かすか…。
A「お待たせーっと…お?」
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黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます!一番好きだなんてとても嬉しいです!とても励みになります!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!!この小説一番好きです!!これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます!喜んでいただけて光栄です!そう言っていただけると励みになります!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!o(*゚▽゚*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです!!これからも頑張って下さい! (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます!楽しんでもらえて私も嬉しいです!応援、励みになります!これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね!(^o^)/ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒ウサギ@リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時:2015年9月12日 12時