↑６９話↓ ページ31
→Aside←
そんなことを考えていると隼人と目が合う、あたしが小さく手を振ると、驚いたのか何故か顔を少しだけ赤くさせ、そっぽを向いてしまった。
そんな時に誰かを見つけたのか、すぐに険しい顔つきになる。
誰を見てるんだ…？
そう思って隼人の視線の先を見ると沢田の姿が見えて納得する。
…なるほど…隼人もただ日本に帰ってきたってわけじゃないのね…ま、見させてもらうけど。
担任「獄寺君の席は天音さんの隣…獄寺君？」
隼人は担任の言うことなど聞かずにズンズンと沢田の方に向かう。
沢田もそれに気づいてかビクビクと怯んでいるようだ。
―――――ガッ！
ツナ「でっ！」
隼人は沢田の机を一蹴りするとあたしの方へ向かってきて、隣の席に着席する。
その後も教室は隼人の話題で持ち切りだった。
そんな隼人はというとチラチラとこちらを見てきて何やら話したそうにしている。
あたしもそんな風にされると気になるから話しかけてみる。
A「隼人、おはよう、昨日ぶり、同じクラスになれてよかったな！」
今はＨＲのため、静かに声をかける。
獄寺「！A…、あぁ、昨日ぶり…それで、き、昨日は、やっぱりAが言ってた風紀委員長とやらの家に行ったのかよ…？」
A「え？」
何かと思ったらそんなこと…？
まぁ、深刻なことじゃないみたいだからいいけど…。
でもその割には机を指でトントンしながら貧乏ゆすりをして落ち着きなさげだ。
A「…うん、泊まったぞ、まるで旅館みたいに大きな家でびっくりした！」
獄寺「なっ！…やっぱり本当だったのかよ！A、お前は女なんだから、昨日出会ったばかりの野郎の家に簡単に泊まるんじゃねーよ…そんなに住むところを探しているなら…お、俺のところ、来いよ…！///」
あたしがそう返すと隼人は何故か動揺して慌て始める。
…もしかしてあたしのこと、心配してくれてんのか？
A「昔から隼人はあたしに対して心配しすぎだ、大丈夫、相手の家には迷惑が掛からないようにしてるし…多分…？だから大丈夫！…でも、心配してくれてありがとな、そこは素直に嬉しかったぞ…？」
獄寺「！///…クソ、そういうことじゃねーよ…なんで分かんねーかな…馬鹿A…。((ﾎﾞｿｯ」
そう言って隼人に優しく笑うとまた顔を背けてぶつぶつと何やら独り言を言っているようだ。
…見た目が少し変わったとしても中身は相変わらず優しいな、ありがとな、隼人。
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます！一番好きだなんてとても嬉しいです！とても励みになります！これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします！(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (
レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!！この小説一番好きです!！これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です！そう言っていただけると励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！o(*ﾟ▽ﾟ*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです！！これからも頑張って下さい！ (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます！楽しんでもらえて私も嬉しいです！応援、励みになります！これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね！(^o^)／ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2015年9月12日 12時
