↑67話↓ ページ29
→Aside←
A「京子!おはよ!」
京子「!うん!おはよ!A!((ニコッ!」
くぅ〜〜…!可愛い〜…!
あたしが京子に挨拶を返すと嬉しかったのか、今度は元気よく挨拶を返してくれた。
京子って何をするにも可愛すぎてこっちも笑顔になっちゃうんだよなぁ…。
そんな様子を信じられないというかのように睨みつけてくる輩が、一人、二人…数えるのめんどくさくなっちゃった…ま、いいか、京子が笑顔なら別にどうでもいいし。
A「京子、行こう、大丈夫、あたしがついてるぞ。」
京子「A…大丈夫だよ!あたし、Aが味方だって思うだけで平気だよ…?」
そう言いつつも体は正直だ。
体は震えているし、声もだんだん小さくなって、表情も無理に笑っているのがバレバレだ。
あのくそ女め…罪のない京子をこんなにして…。
あたしは見ていられなくなって…
―――――ギュッ…
あたしは人目も気にせず京子を抱きしめた。
京子「わっ…A…?」
A「絶対に守るから…信じて…?」
京子「!…A…信じる、信じてるよ!」
あたしが本気だってことに気づいたのか、京子も嘘偽りのない安心したような笑顔であたしを信じると約束してくれたのだった。
それだけで十分だよ、京子。信じてくれてありがとう、絶対に何があっても守るから…。
―――――
そんなやり取りをしてあたしたちは楽しく話しながら手を繋いで教室まで向かう。
京子にも味方がいるのだ、天音Aは京子の味方だと分からせるためだ。
…これで標的があたしに向いてくれるといいが。
A「じゃあ、またあとでな、京子!…何かあったら必ずあたしに言うんだ、いいな?」
京子「うん!頼りにしてるよ、A!」
そう言って京子を席に着かせて、安心させるために頭を撫でてやる。
そんなあたしに京子も嬉しそうに笑ってくれる。
…とりあえずは、大丈夫そうか?
そう思ってあたしも自分の席に着く。
その途端、クラスメイト達があたしの周りを取り囲む。
女子1「天音さん!なんであんな女と一緒に登校してたの!?」
女子2「そうよ!天音さんは知らないだろうけどあの女は姫ちゃんのことを刃物で刺したのよ!」
男子1「あんな人と一緒にいると天音さんまで刺されてしまうよ、もう近づかない方が良いよ!」
男子2「あんな顔して平気で人を刺すんだもんな、ゴミだよゴミ。」
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黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます!一番好きだなんてとても嬉しいです!とても励みになります!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!!この小説一番好きです!!これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます!喜んでいただけて光栄です!そう言っていただけると励みになります!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!o(*゚▽゚*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです!!これからも頑張って下さい! (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます!楽しんでもらえて私も嬉しいです!応援、励みになります!これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね!(^o^)/ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒ウサギ@リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時:2015年9月12日 12時