↑62話↓ ページ24
↑Aside↓
紫「ふふふ、食材は自由に何でも使ってくださいな、返さなくても良いわぁ、その代わりといっては何だけど、Aさんが自分のお弁当を作るとき、迷惑でなければ恭弥坊ちゃんにもお弁当を作ってくださると嬉しいわぁ。」
相変わらずにこにこと話す紫さん…
って…
A「ええええ!あ、あたしが恭弥の分のお弁当を…!?うーん、あたしも料理が美味かったら作るのも吝かではないのですが…あはは…」
恭弥の分のお弁当…!?
無理無理!おいしくなくてまた咬み殺すなんて言い出されたらたまったもんじゃない…!
紫「あら、そう…?残念ねぇ…もし作ってくれる時はお願いねぇ。」
A「はい!自分の料理に満足する程上手くなったらその時はまたあたしも自信をもって恭弥に作りたいと思います!」
そう言うと紫さんは満足したのか、他にもやることがあるから、と台所から出て行った。
A「はぁ…紫さんには、ああ言ったけど恭弥にお弁当を作る日なんて来るか…?」
雲雀「作らないと咬み殺すから」
A「だよなぁ…作らないと咬み殺されr…うひゃあ!な、なな、なんで!?…恭弥、いつの間に…!?」
恭弥に作るなんてなぁ…今日のお弁当のおかずどうしようかな、なんて考えてぼーっとしているところに自分以外の声が聞こえてきて、驚いて後ろを振り返ってみるとそこには支度を済ませた恭弥が立っていた。
雲雀「紫さんが台所から出てきたとき、奥にAが見えたから見に来ただけだけど、何?悪いの?」
A「いや…悪くはない、けどさ…いきなり声かけられるとびっくりするだろ…?」
雲雀「知らない、気づかないAが悪いんでしょ。」
A「理不尽…!」
雲雀「そんなことより」
A「そんなことより!?」
な、なんて自由な奴なんだ…;
雲雀「僕のお弁当、作ってくれないの?」
A「う…だ、だって、美味しくなかったら咬み殺されそうだし…ほ、ほら!恭弥だって不味いご飯なんて食べたくないだろ…?」
そう誤魔化すように笑って言っても恭弥の表情は変わらない。
…ほ、本気であたしに作ってほしいのか…?
雲雀「別にそんなこと言ってないけど?少しくらい失敗しても別に気にしないよ。」
A「う、嘘はだめだぞ、昨日紫さんに聞いたんだ!恭弥は他の人が作ったご飯はあまり食べようとしないって…!」
雲雀「ふーん…紫さんに、ね…。」
恭弥は怪訝そうな顔をしてあたしを見つめる。
…えぇ!?なんでだ!?;
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黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます!一番好きだなんてとても嬉しいです!とても励みになります!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!!この小説一番好きです!!これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます!喜んでいただけて光栄です!そう言っていただけると励みになります!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!o(*゚▽゚*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです!!これからも頑張って下さい! (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ@リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます!楽しんでもらえて私も嬉しいです!応援、励みになります!これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね!(^o^)/ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒ウサギ@リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時:2015年9月12日 12時