【REBORN!】あたしが嫌い？だから何？２【最強】

↑４２話↓ ページ2

→Aside←

そう言って障子を開けて一つの部屋に通される。
さ、流石、日本人はおもてなし(？)の心があるな。
すごく綺麗な部屋で広い、掛け軸とか、生け花とか色々なものが飾られていた。あ、だるまも居た。

A「こんなに綺麗で広い部屋使っても良いのか？」

雲雀「良いから通してあげたんでしょ。そんな事気にしてる暇があるなら早く借りる家でも探しなよ。」

A「何か、棘のある言い方だな…；まぁいいや…お礼って程じゃないけど、あたしが何かご飯作るよ。」

雲雀「え、何それ。僕の家の台所壊す気？」

A「失礼な！見た目だけで判断しないでくれよ！」

雲雀「冗談だよ。ほら、作ってくれるんでしょ。台所、どこにあるか教えるから付いて来なよ。」

A「お、おう！」

―――――台所

雲雀「冷蔵庫の中に入っている物は勝手に何でも使っていいよ。お手伝いさんには今日は何も作らなくていいって頼んどくから。僕はすぐそばの部屋でくつろいでるから何かあったら言って。あ。あと、夕食出来たらこっちに運んでくれる？君も一緒に食べるのならこっちの方が広いから。じゃ、後はAに任せるよ。」

おおお、お手伝いさん…だと！？
それに勝手に何でも使っていいって…！
ま、まじか…まじかよ…！！
や…ヤバイ…恭弥、いつも良い物食ってんだな…。
あ、あたしも美味い飯作んねーと…恭弥に咬み殺される…！；
な、何が好きなんだろ…や、やっぱ、イメージ的には和食だよな………って、和食だと…！？
ちょ…作ったことねぇ…！！；；
あ……最近作れるようになったアレ…作ってみるかな…。
日本人だって、よく食べているみたいだし、少し手を加えれば和風な味付けにもなるし…。
よし！そうと決まれば！

A「冷蔵庫の中は〜…」

失礼しま〜す…なんて誰も居ないというのに小さな声で呟き冷蔵庫の中を覗く。冷蔵庫の中にはよく料理店で使われるような材料がたくさん綺麗に入っていた。
よし…これなら大丈夫！きっと作れる…！

―――――１５分後

よし、出来た…！
後は、トレイ(お盆)に盛り付けた食器を載せて恭弥の所に運ぶだけだ…！
そうしてあたしは盛り付けた食器をトレイに載せて恭弥のいる部屋に向かった。

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