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「弾数すご!A級トリオン量やばいわ!」
緑川に米屋先輩、それからA先輩と、A先輩に顔立ちがそっくりな人。計4人が応援として来てくれた。そして僕たちを逃すために戦ってくれている。
A先輩とよく似た人の部隊章にはA01の文字。あれがトップクラスの射手……。トリオンが僕の何倍あるんだというくらいに大きなトリオンキューブ。
「気を抜くな修!まだ数で負けてる!4人が足止めしてくれても何匹かは抜けてくるぞ!」
逃げる僕たちを数匹が追いかけてくる。
「こっちにも来た!」
「んにゃろ!!」
夏目さんが新型に向かって撃つ。それをいとも簡単に飛んで避ける新型。
「戦っちゃだめだ!逃げるんだ!」
上に飛んだ新型から放たれる黒い矢のようなもの。それが地面に突き刺さると同時に自分の体も地面にくっついて動けなくなってしまった。
これは人型近界民と同じ能力……!
「くそ!アステロイド!」
新型は僕の攻撃なんか避けるまでもないと言うかのようにただじっと待ち構えている。一体どうすれば……。
そんなとき、動けない僕の横に夏目さんと千佳が並んだ。
「何してるんだ2人とも!!僕は大丈夫だ!緊急脱出が……」
「修くん。わたしのトリオンを使って!」
千佳が僕の左手を握り、臨時接続と無機質な声が響く。それの何かに反応して新型が後ろに飛び下がった。
「修くんならきっとわたしの力をもっと上手く使えるから!」
「うちらじゃあいつに当てらんないっす!」
……でも、さっきは向こうがこっちを舐めてたから当たっただけ。警戒している相手にどうやって当てる?
▽
現在進行形で多忙なので、更新が大変遅くて申し訳ないです。こんなつもりじゃなかった………。
7月くらいには多忙から抜けられそうなのでがんばります。応援してくださいしないでください。
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む(プロフ) - 大好きです! (2022年10月14日 6時) (レス) @page18 id: 0d837f5408 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2022年2月10日 16時