学園生活終了のお知らせ。 ページ37
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『オイコラァ隣の席テメェェーッッ!!!(キレ)』
「うはwwwなwにwww」
『ふざけんな何笑ってんだどうせお前が言いふらしたんだろ!!?(キレ)』
「いやwwwちがww俺じゃないwww
はぁー、ひぃー…wwあーやっと収まってきた、ぶふっwww
確かに俺はお前の失恋事は知ってたけど、俺は誰にも言ってないぞ」
『じゃあなんで他の奴らが知ってんだよオラ正直に言えよ締めるぞ』
「アッちょ待って待ってしまってる、首!!ギャァーッッ!!!(悲鳴)」
なんとかしつこくついてくるクラスメート達をあしらい、真っ先に隣の席を締め上げる。他の奴らも「うわぁぁあ隣の席のが死ぬ!!」と喚いて私を止めようとしてくるけどこればっかりは許さん、絶対締める。(殺意)
__________ガラララッッ
先生「おらー、授業始めるぞ〜。席につけー」
『あ、先生』
「ぐえっ」
教室の戸が開き先生が来たので隣の席を締め付けていた手をパッと離すとドサァッッと隣の席が地面に落ちた。
私はそれを気に留めることも無く『おはようございまーす』と先生に挨拶する。
すると私に気づいた先生は何かたじろぐように話し始めた
先「あ、、菅野。あぁ…おはよう。
……その、、なんだ。お前も色々あったんだな………まぁ、気にせず次頑張れよ。」
『……はい?』
先生は何故か同情の目で私を見ながら教卓の前に教科書を置いた。……どういう事??(困惑)とりあえず先生に問う。
『…………その……一体なんの事でしょうか先生……?』
先「え?
……お前失恋したんじゃないのか?」
『』
不思議そうに私に聞き返す先生に思わず頭を抱えた。
何故、教師まで知っているんだ……???
朝食堂でもやたら視線を感じたりよく知らん誰かから哀れみのような目を向けられたりしたのはまさかそういう事?
そして知らせた覚えもない五はの奴らや先生方まで私の失恋のことを知ってると言う事は……
_____…………………………つまり…?
『…学園中で…ひ、広まってる…………??』
ガシィッッ!!
私は物凄い速さで近くでおはぎを頬張っていた田中(モブ)の肩を鷲掴んで詰め寄った。
『おい田中』
「ハ、ハイ……」
『お前知ってんだな、私の事』
「ハイ…シッテマス……」
『どこで知ったんだ教えろ』
「か、風の噂で………」
噂……だと…
『………その噂って皆知ってんの?』
「た、多分そうだと……」
……終わった。
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スイちゃんのご友人です! - 更新待機 面白かったです三c⌒っ.ω.)っ シューッ (2023年2月6日 12時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - てか作者さん!! 愛され最高✨ 天才です!! 友達と今日遊んでその時にこれオススメしてハマってましたwww これからも無理の無い範囲で頑張ってください (2022年3月12日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです〜!続き頑張りますね!! (2022年3月12日 13時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 今回も最高です!!✨ 続きまってますね (2022年3月12日 12時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - あいさん» うわぁぁあ初コメありがとうございます!!!そう言って頂けて嬉しいです…!!夢主ちゃんがずっと不憫…いつか報われるといいですね(笑) (2022年3月4日 19時) (レス) @page40 id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏。 | 作成日時:2021年8月17日 12時