豆腐の同室 ページ35
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夕飯を食べ終わりくノ一のお風呂から上がって、若干髪を滴らせながら5年長屋に続く渡り廊下を歩いていた。
私は一応忍たまとして学園に滞在しているが、お風呂の方は特別にくノ一のお風呂を使わせてもらっている。なので残念ながら夢小説お決まりのラッキースケベ的なことはないのだ。(メタ)
まぁあってもあったで「お……女ぁっ!!?/////」「きゃぁ///はじゅかしいよぉ出てってぇ//////」なーんてテンプレ展開には中々ならないと思うが…。(冷め)
『…………クッソ寒い…』ボソ
最近冷えて来たし、流石に風呂上がりは寒いなぁ。
さっさと長屋に帰って、
今日も余計なことを考えないうちにさっさと寝てしまおう
ぼんやりとそう考えながら、ヒタヒタと裸足で冷たい床を歩き進んだ。
「__…………あれ、君もお風呂上がり?」
『、え』
ふと、後ろから声をかけられた。
どこかで聞いたことあるような声につられて振り向く。
そこに立っていたのは黒い髪の毛を湿らせて長いまつ毛の目でこちらを見つめる…………えぇと…………
『あぁ〜……えっと、勘右衛門と同室の…久々知……だっけ?』
「あぁ、い組の久々知兵助。君は…Aさんだよね」
『はい、は組の菅野Aでーす。そう、お風呂上がり。久々知も?』
「うん、俺も今風呂から出てきたんだ」
湿った髪を揺らしながらほんのり頬を紅くして微笑む久々知はやけに色気があった。顔がいい。久々知のことは勘右衛門からはちょくちょく話を聞いていたが…なんだっけ、確か重度の豆腐好きで普段迫りくる豆腐地獄がなんちゃらかんちゃらってて話してたような___
_________回想_________
「A………助けて…………俺死んじゃう……豆腐に……殺され…」
『何いってんだお前』
「また兵助の豆腐地獄に参加させられたんだよおおお初めて豆腐が喉に詰まりそうになったよ俺」
『兵助……あぁ同室ねはい、そんな嫌なら断れよ』
「無理無理無理無理あんな100%善意の誘いなんか断れるほど俺ハート強くない」
『ひゃくぱーせんとぜーんい〜♪♪もう食べきるしーかなーいさー♪♪♪(即興)』
「は?」
『ごめん』
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回想終わり
普段の会話やべえな、、(今更)
いつもは普通に聞き流してたんだけどあの大食いの勘右衛門が音を上げるほどすごいのか、久々知…()
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スイちゃんのご友人です! - 更新待機 面白かったです三c⌒っ.ω.)っ シューッ (2023年2月6日 12時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - てか作者さん!! 愛され最高✨ 天才です!! 友達と今日遊んでその時にこれオススメしてハマってましたwww これからも無理の無い範囲で頑張ってください (2022年3月12日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです〜!続き頑張りますね!! (2022年3月12日 13時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 今回も最高です!!✨ 続きまってますね (2022年3月12日 12時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - あいさん» うわぁぁあ初コメありがとうございます!!!そう言って頂けて嬉しいです…!!夢主ちゃんがずっと不憫…いつか報われるといいですね(笑) (2022年3月4日 19時) (レス) @page40 id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏。 | 作成日時:2021年8月17日 12時