【番外編】⇑の続き ページ33
『やっぱ動物といえば八左ヱ門だよね。これどう思う?』
「……え、なんだそれ…猫、耳…?うわ動いてる」
八左ヱ門は目を丸くして猫耳と尻尾を凝視してる。やんそんなに見られると照れる♡((
「可愛いな…触ってもいいか?」
『いくら払う』
「金とんのかよ」
『あーもうしょうがねえな…今度なんか奢れよ』
さりげなく可愛いと褒められた……竹メン……
え、コイツなんでモテないんだろう…あ、頭で虫飼ってるからか(納得)
大人しく頭を差し出すとおずおずと猫耳に手が添えられた。
……ううっ、流石生物委員…撫で方がテクニシャン……()
「おぉぉ…モッフモフ」
『一年生にも好評だったわ』
「へぇ〜…神経通ってるのか?これ」
『一応触覚はある。てかお前撫でるの上手いな、流石生物委員会委員長代理』
「お前もうそれ言いたいだけだろ」
八左ヱ門は満足したのかパッと頭から手を離すと「もういいぞ、ありがとう」と笑った。
「…あれ、竹谷先輩……と、菅野先輩?」
突然後ろから声が聞こえて私と八左ヱ門が振り返る。
八左ヱ門はぎょっとして叫んだ。
「えッ……孫兵!!?」
『あ、伊賀崎』
「どうも。…菅野先輩、それどうされたんですか…??」
そこに立っていたのは三年生の伊賀崎孫兵……と、ジュンコ。
伊賀崎は私を怪訝そうに見ながらそう問いてきた。
『なんか生えた。』
「……は、生えた…??」
『うん。』
「…???(困惑)」
何いってんだこいつと言うような顔で顔を凝視され、
ジュンコは「シャー」と鳴きながら伊賀崎の首周りをクルクル回っている。
『まぁまぁ伊賀崎、考えるだけ無駄ってことさ☆
どれ、お前も触ってみる?特別よ』
「何故か菅野先輩が言うと妙な納得感が…
良いんですか?そこってデリケートな部分だったり…」
『別にいいだろ、気にしない気にしない、ほれ』
「……ならお言葉に甘えて…」
伊賀崎が触りやすいように屈んで頭を差し出す。
伊賀崎はおずおずと私の頭に腕を伸ばした。
「よーしよしよしよし……」
『……えっっ』
わしゃわしゃと両手で頭を撫でられる。
…ちょ、ちょっと待ってくれ。
…は、八左ヱ門よりも上手い………だと…!!?(ピシャァァアン)
アッテクニシャンヌ……(
『ゴロゴロ…………待って伊賀崎、、うわ、お前めっちゃ上手いね八左ヱ門より気持ちいい』
「竹谷先輩は下手な訳じゃないけれど、基本虫専門ですもんね」
「えっっ(ショック)」
ー番外編 完ー(?)
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スイちゃんのご友人です! - 更新待機 面白かったです三c⌒っ.ω.)っ シューッ (2023年2月6日 12時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - てか作者さん!! 愛され最高✨ 天才です!! 友達と今日遊んでその時にこれオススメしてハマってましたwww これからも無理の無い範囲で頑張ってください (2022年3月12日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです〜!続き頑張りますね!! (2022年3月12日 13時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 今回も最高です!!✨ 続きまってますね (2022年3月12日 12時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
杏。(プロフ) - あいさん» うわぁぁあ初コメありがとうございます!!!そう言って頂けて嬉しいです…!!夢主ちゃんがずっと不憫…いつか報われるといいですね(笑) (2022年3月4日 19時) (レス) @page40 id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏。 | 作成日時:2021年8月17日 12時