【rkrn】フラれたらなんかモテ期きた。

おばちゃん回避！！！ ページ16

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______あれから体感数十分。



滝夜叉丸と三木ヱ門の二人はもう食べ終えたのか残りの水を飲み干したり口元を拭いたりしている。


一方私は頑張って半分以上は食べ勧めたけど、これ以上食べるのは無理で しんどい……(絶望)と片手で顔を覆ってた。

さっきまでは頑張って無理やり口にねじ込んで食べてたけど、無理だ、これ以上食べたら吐く(確信)

そんな私を見かねた二人が心配そうに話しかけてきた。



「す、菅野先輩？大丈夫ですか…？全然ご飯が減っていませんが」

「菅野先輩が残すなんて珍しいですね。食欲無いんですか？」

『うん……ちょっと…ね……』

「でももうそろそろ昼が終わってしまいますしね…失礼します」

「あ、では私も」


申し訳無さそうにちょびちょび水を飲んでいると三木ヱ門と滝夜叉丸が手を付けてない味噌汁や漬物などをお盆からひょい、と取ってそのまま口を付け始めた。

このままお残しをしたら食堂のおばちゃんが黙っていないからだろう。『ありがとう…！！』としみじみと礼を言うと三木ヱ門が どうってことないです、と優しく笑いかけてくれた。え、惚れた…(馬鹿)


「まぁ、この私にかかればこんなこと楽勝ですよ！！」

『きゃー滝夜叉丸かっこいーー(棒)』

「いいから食え馬鹿夜叉丸」


渾身のドヤ顔でポーズを取る滝夜叉丸を適当におだてると三木ヱ門が冷めた目でそう言い放った。この後滝夜叉丸がキレてまた二人で揉め始めたのは言うまでもない。(食堂のおばちゃんが怒って止めるまで続いた。)

馬鹿なクラス→←滝ヱ門と三木夜叉丸()

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