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ジェラシー編 ページ14

比与太「さっき銀次とライン交換してたよね?」

「うん、してた」


比与太にはそれがどうしても解せない。


比与太「なんで?」

「だって銀次くんが交換しようって」


どうしてそんなに簡単にライン交換するのだろう・・・と

やっぱり比与太は納得いきません。


比与太「交換しよって言われたらするの?誰とでも」

「誰とでもしないよ。」

比与太「でも銀次とはしたでしょ?」

「したよ?」


話せば話すほどAさんの行動が分からない。

といった風な比与太


比与太「なんで?」

「交換しようって言われたから」


会話が一回りしました。

しかし比与太はまだモヤモヤ。。。


この気持ちは初めてに近く、比与太自身

一体何なのか理解できていません。


「比与太の友達だからでしょ?交換したの。

焼きそばくれたし。」


『焼きそばかよ!』と思った比与太


比与太「友達だからか・・・う〜ん」

「比与太って独占欲強いの?」

比与太「独占欲?」

「束縛するような感じには見えなかったけど〜


今までどうだったの?」

比与太「今まで?」


Aさんに言われてこれまでを思いだしていました。


学生のころ付き合ってた女の子のことをそんな風に思ったことは無かったし

誰とどこで遊んでいようが気にならなかった。

反対に、彼女からはうるさいくらいにどこで何をしていたのか聞かれることはいつもでしたが

それをうざったいと思っていました。

社会人になって付き合った年上の彼女のことも

そんなに行動を監視したいとも思わなかったし

逆に、束縛されることが嫌だった。


全てを総合すると・・・そんなに相手に興味がなかったってことでしょうか。


比与太「そんなこと思ったこと一度もない」

「ふぅ〜ん。じゃあ独占欲とかじゃないのかな〜」

比与太「ん〜・・・」


比与太は必死に考えます。

"これは独占欲なのか"と。


比与太「・・・でも

他の男がAちゃんの連絡先知ってるの

嫌だ」

「えっ?」

比与太「俺の知らないところでラインとかしてたら、そいつにムカツク」

「っふ(笑)そうなんだぁ」

比与太「銀次だとしても、無理」

「あはは(笑)え〜?銀次くん友達なのに?」

比与太「関係ないでしょ?銀次も男なんだから」

「比与太も人並みに嫉妬とかするんだね(笑)」

比与太「嫉妬か・・・。

でも、Aちゃんのことは譲れないんだよね

誰だろうと、他の男には」

「ふふっ」

ちょっと嬉しい気持ちになったAさんなのでした。

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(プロフ) - alexisさん» スゲー頑張ります(笑) (2020年6月23日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - ガンバレ!銀次くん!(≧▽≦) (2020年6月22日 19時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - むーんせーらーさん» あらあら♪私の当初のイメージも同じ方です( *´艸) (2020年6月22日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
むーんせーらー(プロフ) - 私の中のヤーマダは 山田涼介君になりまちた (^-^ゞ (2020年6月11日 23時) (レス) id: 72f9e7a7c2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» あらやだ!嬉しい♪ありがとうございます♪ (2020年6月2日 10時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年3月30日 12時

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