秀明で!? ページ1
彩視点
はぁ。
ため息をついても仕方がないと思う。
今回のテスト、国語もダメだったんだよね。
ママが怒るのも当たり前だ。
そんなことを考えていたら、誰かとぶつかって、転んでしまった。
ひゃあ!
『えっと、大丈夫?』
心配で顔を見ようと思ったらびっくり!
とても綺麗な人だったんだもの。
「すみません。
えっと、そちらこそ、大丈夫ですか?」
声まで美しくて、うっとり。
『あっ、はい。大丈夫です。』
「あっ!あなた少し血が出てるわ。
ちょっとごめんなさいね。」
気づかなかった。
「このタオルはあげます。」
そう言って、タオルを巻いてくれた。
あっ、血が出ちゃったのは、膝ね。
『えっと、でも申し訳ないです。
洗ったら返します。お名前は?』
「・・・よく頑固って言われるでしょう?真面目とか。」
ううっ
「でも、ありがとう。嬉しいな。名前は、霜月希空。」
のあ?なんて書くんだろう?それともカタカナ?
「ふふっ。顔に出やすいのね。
のあは、希望の希に、空、よ。」
希空ちゃん。素敵な名前。
『ありがとうございました!』
そう言ってKZのみんなのところに行こうと走った。
「えっ!?ちょっと、あなたの名前聞いてないんだけど!?」
そんな言葉が聞こえないくらい。
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雪美 - 更新頑張って下さい!応援してます (2021年3月28日 15時) (レス) id: f32150bffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪の結晶(*≧∀≦*) | 作成日時:2021年3月28日 9時