薄桜鬼～華麗な女幹部～ (ページ4)

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2.男の子？女の子？ページ4

貴女side

昨夜、羅刹に切られそうになった男の子を助けた。

貴｢…あの子…大丈夫でしょうか…｣

土方さんによって気絶させられた男の子のことがすごく気になった。

沖｢Aちゃん。おはよ、朝だよ｣

貴｢あぁ、もうそんな時間でしたか。申し訳ありません。｣

考え込んでたら、とっくに朝食の時間になってしまったらしい。

総司が迎えに来てくれた。

沖｢いいよ、広間で待ってるから｣

私は、｢はい｣といい布団を片付け、寝巻きから袴へと袖を通す。

髪を整え、広間へ向かう。

貴｢遅くなってしまいました。申し訳ありません｣

原｢いいんだよ。そんなまってねぇしな！｣

沖｢そうだよ、Aちゃん、早く座って食べよう｣

貴｢はい、｣

私は総司の隣に座りご飯を食べる。

ご飯を食べ終えた後は、昨夜の男の子を呼び話を聞くことになっていた。

私は源さんと一緒に、男の子の部屋へいった。

そこで驚いたのは、ぐるぐる巻に体を縄で巻かれていた。

男の子は常に、起きていたようだ。

貴｢すみません。痛かったですね。｣

千｢あ、大丈夫です。ありがとうございます。｣

縄を手だけを残し、ほどいたあと、わたし達は広間へとむかった。

男の子の名前は雪村千鶴というらしい

話を聞いてた中で、驚いたのは彼が女の子ということだった。

どうやらそれが顔に出ていたようで、

沖｢Aちゃんわからなかったの？｣

とニヤニヤしながら聞いてきた。

肯定するため頷くと、そっかといって、また、彼女の方へ向く

沖｢良かったね千鶴ちゃん。女の子がもう一人いて｣

総司は、彼女の方を見てそう言うと

千｢え？女の人が、いらっしゃるんですか？！｣

そういって、平助のほうを見る

藤｢お、俺じゃないぜ！！！！｣

どうやら平助を女の子だと思ったようだ。

貴｢私ですよ。千鶴さん｣

そう私が言うと千鶴さんは｢ええっ！｣

と言う声を上げ

千｢全くそのようには見えなくて…｣

そういい、頬を染める

貴｢私は、こんな格好をしていますが女です。

良ければ確認してみますか？

男性にはないものが胸についているところ。

もしくは、

触ってみますか？｣

そう言うと

総司は隣で肩を揺らしてわらい

平助、一、新八は顔を赤くし

佐之助はにやにやとわらい

歳三さんはため息をついているようだ

千鶴さんは

千｢信じられないので見せていただいてもいいですか？｣

と、顔を赤くしいった。

私は微笑み、はい、と頷いた。