愛され短編集11[YouTuber]

♪だいぶ前の話(キヨ) ページ22

(未来さんリクエスト！)


〜キヨside〜

____________

『おっきくなったらいけっこんしよーね！』


キ「Aはけっこんのいみしってんのかよ！」


『しってるよ！すきどうしがいっしょにいることでしょ？』


キ「Aと俺はすきとすきどうし？」


『そーだよ！だからけっこんしよ！』

_______________



キ『……すげぇ懐かしいの思い出したわ。』



天井を見ながらぼそっと呟く。
夢の中で、だいぶ前の記憶が蘇った。



そう言えばこんな約束したやついたなぁ……。
でも高校の時に転校して会わなくなった。


俺の事覚えてるかなぁ、なんて女々しいこと考えたからYouTubeやり始めたっていうのもひとつの理由だったりする。



キ「……いきなりメールとかしたらやべぇよなぁ〜。」



電話番号は知ってるっちゃ知ってるけど、もう何年も経ってるからスマホ変えてるかもしんねぇし、まず彼氏いるかも知んねぇし…。


それからスマホを持ったり置いたりを繰り返して約10分。



キ「だぁぁぁぁぁあっ！もういいっっっ!!!!!」



半分ヤケになってボタンを押した。







…………ボタンを押した？



キ「やっべぇ、電話のボタン押した。」



何故俺はこんな時にやけに冷静なのか。
怖すぎる。そしてなぜ切ろうとしないか。


それは……話したい、から。



キ「出て欲しいような、出て欲しくないような…。」



その瞬間、電話の呼び出し音が止まった_____________



「「現在この携帯電話は電源を切っている、あるいは…」」


キ「ま、そうだよな。」



そんな上手く行くわけない。

まぁ電話かけたって言うことに満足。



そう思ってベットから立ち上がった。



(pullll…pullll…)


キ「うゎえん、だ。」



急なコール音にめちゃくちゃ変な声が出た。


慌てて確認すると、




【A A】


キ「えぇ……。」



まさか、掛けてきてくれるとは。

手汗を吹いてボタンを押した。



キ「もしもし______。」



何十年ぶりの歯車が、動き始めた。

*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――
どうしよう。夢主ちゃんが出てきていないじゃないか(((

未来さん、リクエストありがとうございました！



昨日出せなくてすいませんでした(--;)
もうドッタンバッタンしてて……あはは、


良かったら一番右のお星様、押してください…
I˙꒳˙)

それでは！(更新頻度落ちます(汗))

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