愛され短編集10[YouTuber]

♪ときめく瞬間(もち) ページ49

(玖音さんリクエスト！)


〜もちside〜

『今日は楽しかった！ありがとう〜！』


も「いや、こちらこそやわ。」


『私なんもしてないけどw』


も「久々やったからええやん。」


『あー！すぐそうやって嬉しいこと言うじゃん！ムカつくー!!!!!w』


も「感情どうなってんねんw」



隣で騒ぐのは彼女のA。


最近ろくに外出してなくて、久しぶりのデートをしてきたとこ。



『もう暗くなっちゃったね。』


も「送るわ。」


『いや、電車逆方向だよ？』


も「彼女1人で帰らすやつどこにおんねん。」


『うわぁ……イケメンかよ…。』


も「え、俺イケメン？」


『今ので台無しだけどな。』



そう言いながら電車に乗った。


夜遅いというのもあってか、人は全くと言っていいほどいなかった。



『ほぼ貸切だね。』


も「こんな事あるんやな。」


『電車貸切かぁ…世界に2人だけ、って感じだね？』


も「……ロマンチスト目指してるん？」


『雰囲気ぶち壊してくんのやめてくれません？』



実はちょっとだけ同じこと思いましたー、とか言われへんやん…。



『やばい、』


も「ん？」


『眠い、かも。』



電車が動いて少ししてから隣でAがウトウトし始めた。

まぁ今日は沢山歩いたしなぁ。



も「寝ててええよ。起こす。」


『ありがと、』



そう言ってAは寝息を立てて寝始めた。



ぼぅっ、と窓の外を眺める。

該当がピカピカと光って、本当に世界に2人だけみたいだ。





ふと、肩に違和感を感じた。


窓に映る自分を見ると、肩にAの頭が乗っかっていた。



も「まぁじでぇ……？」



思わず心の声がポロリと零れた。

予想外の至近距離で、心臓がどくどくとうるさい。







気づけば、そっと頭を撫でていた。



も「こーゆーとこほんまずるいわ…。」



もし他に人がいたら、俺の顔を見て吹き出すだろう。

*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――
なんかこーゆーシチュエーションいいですよね(え)


玖音さん、リクエストありがとうございました！
遅くなってすいませんでした！＜(_ _)＞〈 ｺﾞﾝ!〕



明日は更新できない可能性が高いですので、暖かい目で見てくださると嬉しいですぅ…。


良かったらコメントよろしくお願いします！

それでは！

☆*。もちごだより→←♪付き合ってないけど抱きついてみた(てみじ)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す