【勘違い】源氏の妹は【刀剣乱舞】 (ページ21)

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第１３話ページ21

葛葉side

審神者部屋で待機してたら、三条派の刀剣たちが押し掛けてきた←

どこで聞きつけたんだろうか。
まぁ、刀剣が多ければ審神者に対しての緊張(？)も少なくなるかも知れないしいいだろう。

「にしても…前審神者許すまじ戦争だ((」

全員が頷く。

なんか…殺気が凄い()
まぁ気持ちはすごく良く判る神に対して何してんだって感じだけど。

しばらくすると、ノックされる。
それに急いで返答をすると、髭切、膝丸、そしてAの三人がたっていた。

『……』

Aは、無言で震えていた。
その瞳には、明らかに怯えの色が宿っている。
それを見て、さらに三条派の殺気が増えた。その気持ち良く判るよ((

『…また、審神者……』

また、という言葉。
そして、怯えている態度、二人の手を握りしめたAに。

したくなかった、確信。
おそらく、から絶対に変化してしまったこと。
三日月を中心に、よし本丸乗り込もう。という結束が固まってきている今日この頃((

葛葉「…俺は葛葉。この本丸で、審神者をやらせてもらってる」

少しでも、怖がらせないように。怯えさせないように。
自分にできる、精一杯の優しい顔をして、自己紹介をする。

『葛葉…さん』

おずおずと繰り返した様子に、さんはつけなくていいよ。と付け足す。
だってこの本丸で俺のこと葛葉さんって呼ぶ奴いないからね。
俺一応ちゃんと主なんだけど。。。

だけど、Aはその瞳を陰らせて俯き、首を振った。
…そっか、と声を出す。

『…話は、終わり？』

葛葉「Aのこと…この本丸で保護したいんだけど、異論はない？」

『ないです』

取り敢えず、この本丸で保護できることに安堵して部屋に帰ってもらった。
三条派は、いつ本丸に乗り込むか、と作戦を考えている。
もう既に殺気が凄い。うん。
迂闊に動くと殺されそうだ。いや、俺は主だから大丈夫だと思うけど。

三条派は、俺にAが元居た本丸を探すように、と言って部屋に帰っていった。

Aセコムは無事に増えているようだ。
と、俺はこんのすけに頼みながら考えた。

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更新は不定期でしたが・・・

今年もありがとうございました。

来年も作者をどうぞよろしく御願い致します。

来年も、読者の皆様に幸せがあらんことを。

2019/12/31