40話 ページ42
ダチ2「そ、そうなの？」
女の子No.2が少し狼狽えた。
その様子を心の奥底で鼻で笑い流して思ったことを2文で述べてやった。
「うん。全く楽しいお話なんてなかったね。恐怖しか感じなかった。」
以上。わかりやすくていいでしょ。
まー、事実だ。ストーカー行為をやめないことには恐怖しか無い。
やめてほしい、切実に。
ダチ3「まぁまぁ、2人とも落ち着いて、ね？」
ダチ2「落ち着いてるよ…私は落ち着いてる！落ち着いてないのはAの方よ！」
「いや落ち着いてないじゃん」
えぇ、急にキレるやん。
めちゃキレるやん。
ダチ2「だって…だってぇ…」
ぐすんぐすんと嘘泣きを始めて、私には冷たい目線が複数突き刺さる。
あからさますぎる嘘泣きに、流石に私も開いた口が塞がらない。
というか、そんなんだったら早く告ってくっついちゃえよ！
この女の子2は大好きな大好きな酒呑ハルヤと夢のイチャコライフを送れるし、そいつのおかげで私にはついてこれない。
「なんでぇ…私はないのぉ…」
この
解せぬ。
私のどこが落ち着いてないんだよむしろいつもより落ち着いてるわ。
「………あのー、なんで私のせい？話しかけてきたのあっちなのに？」
クラスの目線が今度はダチへ。
ダチ2「Aがっ…Aがハルヤ君っ…話すから悪いんでしょ…？！」
「意味がわからん。」
理解することすら億劫になったのでもう即答してやった。
そのままこいつが発した言葉に反応することすらやめようと思ったが、逆効果だと理解するとやめた。
というかねぇ、お前があの気色悪いストーカーのことをどう思ってるかはわかった。でも私が話してただけでそのことばかりに粘着して悪口言うって、幼稚園児のすることだよね？
ブリリンコングのくせになに言ってんだか。
やめとけ、人が離れていくだけだぞ。
と、心の中でアドバイスはしておいた。
アドバイスはしたからねー。
よし、そろそろこの重苦しい空気が流れる教室に新鮮かつ鋭い風を吹かせよう(？)
そういう思いで、教室のドアを勢いよく開け、今日の授業をサボると心に決めた。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←39話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aruya100(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます。自分自身占ツクから離れつつあるので、心苦しいですが続くかわかりません…申し訳ないです… (2022年6月22日 20時) (
レス) id: 92e8fb568e (このIDを非表示/違反報告)
優 - マジでこの作品神だぁ☆この作品続けないんですか！？ (2022年6月1日 16時) (レス) @page42 id: a47f4386a1 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - にゃんこさん» こんにちは〜！選ばれた少女読んでいただいたんですね…！？ありがとうございます。感謝感激でござます( ；∀；)更新復活できるように頑張りますね！！ (2020年5月5日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - こんにちは！選ばれた少女から来ました〜(´艸｀*)更新ガンバです(^^♪ (2020年5月4日 16時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ゴウさん» ありがとうございます！頑張りますね〜！ (2020年1月12日 2時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月17日 19時
