幼馴染のクズ【ut】

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放課後机に突っ伏していると隣から肩を叩かれた

rb「今日は元気ないなぁ。何かあったんか？」
『……いや、お腹すいたなって』

私は未だにお昼のことが気になっていた

『ロボロ、噂で聞いたけど、お昼に貰ったお弁当食べたの？お弁当箱見当たらないけど』
rb「あぁ、それなら返した」

せっかく作ってきて貰ったのに！？何返しての！

rb「よく知らない人から貰っても、なぁ……？」

長年一緒にいるけど、やっぱロボロの心は読めないなぁ


あ、読める心なかったわ


その時私の携帯がなった。画面を見ると「ロボロのお母さん」とでた


ボタンをピッと押し、耳に当てると

rb母「Aちゃん急にごめんなぁ。ロボロのケータイ全然繋がらんくて、近くにロボロおる？」
『あ、いますよ』

私はロボロに用件をはなし、ケータイを渡すと

rb「はぁ！？大丈夫なん！？今どこに……え？それマジで言っとる？」

なになに。めっちゃ気になる


通話が終わったのか、ロボロに携帯を返してもらった

rb「A……落ち着いて聞いてな？今俺のおかんがな、腕骨折した」
『……は！？大丈夫なの！？病院行かないと……！』
rb「病院はもう行ったらしいんやけど、俺も父さんも料理が出来んくて、もし良かったらAに作って貰えへんかなって……」

え、私が作る！？


私が料理出来ないこと知らない！？

『な、何週間ぐらいで治るって？』
rb「2、3週間ぐらいらしいけどな。無理しなくてもええで……？」

ここで断ったら毎日コンビニとかになるかもしれない


それだけは避けなければ……！

『よし！早速買い出しだー！』






ロボロと一緒に食材の買い出しにスーパーへ行く


まずは野菜コーナーからだな

『これとこれと……これとこれも！』
rb「Aはやっ……」

色々買って、買い物が終わった帰り道

rb「それ重いやろ？持つで」
『お、せんきゅーべりーまっち』

ロボロの家に着き、手を洗い料理にとりかかる

rb父「Aちゃんごめんねぇ。」
『全然大丈夫ですよ！』
rb「俺も手伝えることあるか？」
rb母「ここは女2人に任せなさい！ロボロは座ってな！」

一通り作り終わったので帰ろうとすると

rb母「Aちゃん帰るん？一緒に食べてかん？」
『お母さんに作って貰ってるので。お邪魔しました！』

一礼をして玄関を出る


今日はオムライスだから早く帰らなきゃ





rb母「ロボロにもAちゃんみたいな子と結婚して欲しいわぁ……」
rb「う、うるさいわ！」

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