検索窓
今日:20 hit、昨日:2 hit、合計:124,665 hit

サプライズ ページ19

〜近藤side〜


現在、午後3時。
朝からの用事が終わり、トシと屯所へ帰るところだ。

車に乗り込んだ瞬間、携帯が鳴った。
見るとそれは、総悟からのメールだった。


『早く帰って来た方が良いですよ。総悟』


この一文だけだった。
屯所で何かあったのか…?大事では無いと思うが...

取り敢えず俺は、トシに総悟のメールを見せ、急いで屯所に向かった。



そして、30分程で戻って来、2人で急いで総悟の部屋を訪ねた。


「総悟ッ!」


名前を呼んだ後、部屋に本人が居ない事に気付いた。
だが、あの文面から察するに、屯所内に居るのは間違いない。

そう考え、二手に分かれて探す事にした。



厠や食堂、道場など、アイツが行きそうな所を何度も見たが、何処にも居なかった。

残った場所は、この応接間のみ。

居る事を信じて襖を開ける。
そこには、確かに総悟が居た。だが、それと別に、総悟と同じくらいの大きさの箱があった。


「総悟…それ何だ…?」

「近藤さんへのプレゼントでさァ。俺ァ部屋に戻るんで、どうぞごゆっくり。」


そう言って、総悟はドス黒い笑みを浮かべたまま、応接間を後にした。

プレゼントか…だが、こんなデカい箱の中身って...

箱をよく見ると、上面に紙が貼ってあった。
その紙には、『近藤さんの大好きな物』と書かれていた。

考えるだけでは、何も分からないままだ。
俺は覚悟を決め、箱を開ける事にした。

開けると、箱は綺麗に展開していき、中身が露わになった。

箱の中身は……


「ほ、本日から真選組の隊士になりました、志村Aと申します。不束者ですが、宜しくお願いします。…"近藤局長"」



真選組には居るはずのない、女隊士に扮した、"俺の大好きな()"だった。

ドSの考え、分からず終い→←親しい人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
284人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 近藤勲   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アルナ(プロフ) - ハニーさん» 返信遅くなってすみません。こちらにもコメントありがとうございます!最近色々なアニメに目移りしておりますが、近藤さん愛だけは健在です! (2019年1月13日 21時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 近藤さん大好き(*≧∀≦*) (2018年11月11日 9時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 黒にゃんさん» 遅くなってしまい申し訳ありません。コメントありがとうございます。嬉しいお言葉ありがとうございます。私も同意見です笑 最近私情でなかなか書けないのですが、これからも見てやって頂けると幸いです。是非これからも、宜しくお願いします! (2018年9月8日 21時) (レス) id: 5f5aa2a205 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃん - いい話ですね。近藤さんには幸せになってほしいです! (2018年8月31日 7時) (レス) id: 77c8698518 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 桜華さん» コメントありがとうございます。どの話を選んでも、和んで頂ける様に頑張ってます!これからも作者共々、宜しくお願いします!私も銀魂2観たいなー笑 (2018年8月21日 22時) (レス) id: 5f5aa2a205 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アルナ | 作成日時:2018年6月23日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。