その3 ページ4
新入生歓迎会が終わり、もう家路についている。
今日は部活もないし暇だな…
そうだ、好きな著者の新しい小説が出たんだったな。
買って帰って家で読もう。
よし、これで俺の今日の予定は埋まったな。
俺はいつもよく行く近所の本屋に立ち寄った。
好きな著者の作品が集まっている場所へ行くと、そこには愛しい人の姿があった。
なんだろ…今日はすごく運がいいのかな…
俺の愛しい人…雪山さんが目の前で俺の好きな著者の本を見ている。
ってあれ?雪山さん、俺の学校の制服を着てる…?
まさか俺の学校に入学なんてこと…ないよな(泣)
「雪山さん?だよね?」
声をかけてみると、雪山さんはびっくりしてこちらを見た。
可愛い//// 抱きしめたい////
「霧…野、先輩?」
わわっ;俺の名前覚えてるんだ!
嬉しすぎて動脈切れる(泣)
「その制服、俺の学校と同じだよな?」
「あ、はい//// 今日入学しました!」
まじか(笑)嬉しすぎる…泣
もう二度と顔を合わせることさえないと思ってた(泣)
「その著者好きなのか?」
「はい!」
本の話なら楽しくできそうだ、と思い話しかけると、会話が始まった。
「本が好きなんですけど、この著者には最近はまったばかりで…一冊も持ってないんで買おうかなーと思ったんです ^ ^ 」
「今度貸してやろうか?」
「いいんですか?!」
「あぁ ^ ^ すぐ読みたい派か?」
「…はいww」
「じゃあ明日持っていく。」
「あ、ありがとうございます;」
俺は予定通り新作を買うと、雪山さんと店を出た。
途中までだけど一緒に帰宅し、いろいろ話した。
本の話、中学のころの話、今日の話…
そうこうしてるとわかれ道に来てしまった。
ここまでで雪山さんとおわかれか…
それにしても今日はたくさん雪山さんと話せた。
ますます好きになってしまった////
てゆうか雪山さんって本が好きだったんだ…
明日も本を渡せるからまた話せると思うと、ニヤニヤが止まらなかった。←
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作者名:ちゃーりー | 作成日時:2013年11月6日 23時