５人のいいなり ars

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始業式が終わって、学活をしてるとき、ふと気になった１つの空いてる席。





，






昼休みになって、その机のネームプレートをみると、

櫻井翔の文字。生徒会って授業も受けないのか。



，





寮は、今日からなので、

昨日までは東京の数少ない知り合いの家に泊まらせてもらって、

朝、お弁当をその家で作ってきた。




，





友達なんて、まだできてない私は、

屋上かどっかでご飯を食べようと、教室をでた。




，







がちゃ。




，





屋上のドアを開けると、外の気持ちい風がはいってくる。

奥の柵の近くにあるベンチにすわり、隣にお弁当をおいて空気を吸う。



，






『はー！ここ選んで正解だったかも！』





，




「なにが正解だって？」




，






『え。』





，







うしろを振り向くと、。




，





『にのみやかずなり。』




，




「名前しってるんだ。笑

で、なんでここにいんの？ここ生徒立ち入り禁止って書いてあるよね？

張り紙見なかったの？」





，





にのみやかずなりが指さす方を見ると、


(生徒立ち入り禁止)





，



『あ、。』





，





「だめでしょ、勝手にはいっちゃね？」






，





『だってあんたも入ってんじゃん。』





，




「なに、生徒会には逆らっちゃいけないってしらなかった？

俺の名前知ってるんだもん、そのことは知ってるはず、だよね？笑」




，




じりじりと距離を詰めてくるにのみやかずなり。



，




ガシャンっ。




，





『っ、』





，



背中が柵について、顔の横には、

にのみやかずなりの手。

逃げられない、そうおもったとき。





，





「逆らったから、お・し・お・き しなきゃねぇ？笑」




,




『んっ！ぁあっ。んふぁっ。』





，





にのみやかずなりの言葉のすぐあとに重なる唇。



，



舌で、唇をなぞられて、声を出そうと少し空いた唇に

すぐ舌がはいってきて、口のなかを暴れるにのみやかずなりの舌。



，





「ふっ、そんなに声出しちゃって。気持ちよかったんだ？笑

今日はこのくらいにしといてあげる。�爐泙拭匹諭�風原Aちゃん。」





，




にのみやかずなりは、屋上から出て行った。

なんで、名前知ってるの？

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