ーー激甘ジョングクさんの日常ーー

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『え、っ…、』





思考が止まる。混乱するってこういうことを言うんだなって、今ジョングクさんが放った言葉の意味は理解出来るくせに全然処理しきれない。パニック、そんな感じ…。









ふふって笑って、今度は跪くジョングクさん





『え、いや、あの…』






JK｢突然でごめんなさい。指輪も準備出来てないし、今すぐに言うなんて自分でも思ってもみなかったんだけど、｣




赤と白のアネモネを私に捧げるかのように持っていて、下から見上げられるジョングクさんの姿は普段では見れない姿で、





バクバクと大きく音のなる心臓。







JK｢Aさんとこれから先も一緒にいたい。夫婦になって、親になって、おじいちゃんおばあちゃんになってそうやって当たり前に一緒に時を進めたい。｣






曇りのないジョングクさんの瞳はただ真っ直ぐに私だけを見つめていて、いつの間に…なんて驚くほど花言葉まで知っている。







指輪なんて、言葉なんて、どこだって…そんなの何だっていい。









ジョングクさんなら。なんだっていい気がする。









『私、…まだ幼い弟もいて、店もあって、、』





JK｢うん、｣





『でも、何にもかも全部置いといて…、ジョングクさんと一緒にいたいです。』








これが何よりも心の底から願うことだから。

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