流星side ページ21
・・・・・・・・・。
どうする。どうするこの沈黙。
Aにしては見え透いた嘘ついて出ていくしLove-tuneは出るタイミング逃してるし。
大毅「バレバレやろ。」
「…せやなぁ。」
萩谷「…ッ、、やっぱり、」
望「もしかして気づいたん萩?」
萩谷「…はい。」
濱田「萩しかおらんやんなぁ(笑)」
あー、そっか。萩、Aに憧れてたんやったな。
ドラムも始めたんも確かAの影響やろ。
安井「…萩ちゃん…」
美勇人「教えてくれませんか。」
「知りたいん?」
真田「はい。」
長妻「Aちゃんにはいっぱい仲良くしてもらったし」
諸星「これからも仲良くしたいですし」
顕嵐「力になりたいです。」
照史「あかん〜いい後輩や。」
神山「Aめっちゃええ奴になっとる」
淳太「俺らにもちょっとは優しくしてくれんのか…」
諸星「え、優しくないんですか」
濱田「そーゆーことちゃうで(笑)」
「ツンツンなんや(笑)」
萩谷「…なんで、」
「ん?」
萩谷「なんでみなさん普通なんですかっ!!」
今にも泣きそうな顔をして萩谷が叫んだ。
…そうか。萩は今、俺らが病院でなった心境やねんな。
顕嵐「萩ちゃん、」
安井「大丈夫大丈夫。」
萩谷「ぅう…グスッ…っ、」
そんな萩に優しく言葉をけたんは、神ちゃんやった。
神山「萩。Aが隠し通せれたと思ってるわけないやろ。じゃあもうちょっと待ってや。萩の気持ちもわかる。…俺らも泣いたしな。でもな、あいつ泣いてへんねん。俺らの前で1回も。だから、ここで泣くなとは言わへん。でもあいつの前では泣くな。んで、ちゃんと話すから。大事な後輩放るやつやない。そんなことお前一番わかっとるやろ?」
萩谷「っ、はい。」
ヴヴヴ…
大毅「ん?誰か携帯なってんでー。」
ん、俺や。
《新着メッセージ》
A:車のキー忘れた。慧悟に頼んで。
無言で萩に見せる。
萩谷「っ、」
神山「な?笑」
大毅「これAの車のキー。」
「みんなで届けてな。」
濱田「頼むでー」
萩谷「行ってきます!!」
…元気に飛び出してったんを見届けて。
「「「だぁぁぁぁあああ」」」
盛大にため息をつく。
原因は数分前に届いた全員宛のメッセージ。
A:ごめん!ちゃんと自分でいいたいからみんななんとか誤魔化して!!
濱田「1回逃げたんどっちや!」
望「ギリセー?」
照史「ほんまにギリギリちゃう?」
神山「俺役者(*`ω´*)」
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西嵐(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます!コメントなかなかないので嬉しいです!こちらこそ、これからもよろしくお願いします! (2017年4月5日 22時) (レス) id: 6bf1702479 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - しげめっちゃ、かっこいい!続き楽しみにしています! (2017年4月5日 22時) (レス) id: 7b46f30bf7 (このIDを非表示/違反報告)
西嵐(プロフ) - 優子さん» 毎回コメントありがとうございます!これからもよろしく願いします!! (2017年3月28日 12時) (レス) id: 458b8c0176 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。後輩連れてご飯に行ったみたいだね。これからどうなるか?気になります。 (2017年3月28日 12時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。シゲちゃん達優しい~ヤバい~続きが気になります。 (2017年3月15日 19時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西嵐 | 作成日時:2017年2月19日 22時