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――アイリス先生に言われて、最初は戸惑っていました。
“自分を解放する”ということは、僕にとっては一番難しい課題だったから……。
けど、やってみて良かった。
弾き語りのステージのおかげで、その後のステージが本当にどれも楽しめた。
難しい事は考えず、僕なりに皆を楽しませよう、そう思えたんです。
アイリス先生には本当に感謝しかないし、それに……。
こんな僕を喜んで受け入れてくれたメンバー達には、心からありがとうと言いたいです。
(レンの後日談より)
***
「――Oh Happy Day〜……」
トラブルチームの成果披露が始まり、ジミンはステージ袖でそれを見ていた。
JM(……Aが、楽しそうにしてる)
テヒョンと共に掛け合いをしたり、ソロパートでかつてない伸び伸びとした歌声を披露するAに、ジミンは釘付けになっていた。
JN「ほんと何があったんだ、A」
RM「それは分からないけど……あのステージ以降、急に様変わりしたな」
JH「楽しそうで何よりじゃん。あんなAを見るの、俺初めてだよ」
兄達が口々に感嘆する横で、ジミンは少しだけ複雑な気持ちを抱えていた。
RM「ジミナ。どうした、そんな顔して」
ふいに話しかけてきたナムジュンに、そんなに顔に出ていたかな、とジミンは眉を下げる。
JM「なんというかこの２０日間で、Aがどんどん変わっていくな、って……」
RM「なんだ、寂しいのか？」
JM「そうじゃありません。Aが楽しそうにしているのは、僕も嬉しいです。ただ……」
「ただ？」とナムジュンが怪訝な顔をする。
ジミンは少しだけ躊躇するそぶりを見せながら、その複雑な胸中を明かした。
JM「Aがあんなに成長していくのを見たら、僕は何も変わっていないような気がして」
ダンスバトルの時も、さっきのステージも、今のステージも。
Aはどんどん肩の荷が降りていくかのように、元からあった才能を解放しつつある。
それに比べて、自分はこれといった変貌がない。
防弾少年団が、唯一無二のグループになるためにも。
“Aのグループ”にならないためにも。
そして、防弾少年団が、Aの居場所になるためにも。
JM(僕たちが、僕が、もっとかっこよくならなくちゃならないのに)
するとナムジュンは、ははっと笑ってジミンの肩を叩いた。
RM「お前だって成長してるだろ。自分では気付いてないかもしれないけど……俺達には見えてる。だから、そのまま自分を信じて進んで行け」
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グミカン(プロフ) - hさん» コメントありがとうございます…!! わわ、楽しみに待っていただける事、嬉しく思います…!! これからも楽しんで頂けるよう頑張るので、お付き合い頂けると嬉しいです…!! (2019年11月12日 18時) (
レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - お疲れ様でした！次も楽しみ〜！ (2019年11月11日 8時) (レス) id: 9473de3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます〜！嬉しいお言葉、ほんとうに励みになります！TT わわ…!! ご指摘ありがとうございます!! スンシム氏、読者の方には申し訳ないです…!! すぐに書き換えさせて頂きますね…!! 今後ともお付き合い頂けると嬉しいです。。 (2019年11月7日 19時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はじめまして! オススメから読んでみたら面白くてイッキ見してしまいましたw これからどうなっていくのかスゴく気になります！ 1つだけ気になったのがヨンタンって書いてましたが、その頃はまだ居ないのでスンシムの方がいいのでは？と思いました。更新楽しみにしてます (2019年11月7日 14時) (レス) id: 761c706174 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - かむたんさん» コメントありがとうございます〜TT そう言って貰えて、とても嬉しいですし感謝です…!! これからもお付き合い頂けると、幸いです。。 (2019年11月3日 11時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミカン | 作成日時：2019年11月2日 18時
