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〇言い出せない tkin ページ4

高木side
俺は今、伊野尾くんと海に来ている。ロケではなくプライベートでしかも二人きり。

伊野尾『風気持ちいぃ。最っ高!ありがとう高木。』

高木「いや別にいいよ。俺も海来たかったし。」

実は最近伊野尾くんのことが気になっている。いや、今の横顔を見てはっきりわかった。好きなんだ。

伊野尾『また来たいなぁー』

高木「また一緒に来ようぜ!」

伊野尾『なんかキャラじゃねえこと言うなW。でもその時はよろしく。』

よっしゃー!また会う約束できた。まじかW。

伊野尾『どうかした?』

高木「次はまた別の海にしようかなと思って。」

伊野尾『別の海ってWW。ここの海でいいよ。と言うかここがいい。ボソッ』

伊野尾くんが最後に何か言った。はっきりは聞き取れなかったけど、間違いじゃなければ…







高木との思い出の場所になったから。高木が好きだから。






そう聞こえた。
伊野尾くんが好きだと気付いたからかすごく胸がドキドキしてる。どうしよう。聞き直すのは変かな?俺から告白してみようかな。でも、まだはっきりわかったわけじゃないし、どうしたらいいんだろう。言い出せない。言うチャンスを今失った。

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作者名:AO1 | 作成日時:2022年8月5日 22時

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