ありがとう。～大好きな君へ～ Ⅶ 【イナイレ】【フィディオ】 (ページ35)

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＊試合を終えてページ35

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円「優勝したぞー！！！！」

トロフィーをもらった守が、それを掲げる。
皆で、掴み取った栄光の証が太陽の光に眩しく反射する。そしてあたしの手には優勝旗。

「世界一に、輝いたんだね！」

豪「あぁ、ついにやったんだな、俺達。」

そして、盛り上がるあたし達の元へ監督が静かに歩いてきた。

円「監督、やりました。俺達世界一になりました！！」

久遠「あぁ.....よくやった。」

『ありがとうございました！！』

それは、久遠監督が初めてあたし達を真正面から褒めたたえた言葉だった。響き渡る歓声の中、リトルギガントは悔しい、でも清々しい表情で大介さんを見ていた。そして大介さんはあたし達を見るとどっと笑い出す。

「あぁーー！！悔しい！！悔しいぞわしは！！
だが楽しかった！！次は、次こそは世界一をとる！！ロココ、お前たちもよくやった！！」

ロココ「ダイスケ.....」

肩の力が抜けて笑い合うリトルギガント。
このチームもまた、この試合を経て一歩成長したのだった。

そして、イナズマジャパンの勝利を誰よりも祝う者たちが集まってくる。

「おーい、イナズマジャパン！！」

ふと呼ばれて観客席を見渡せば、こちらに手を振るリカ、塔子、そしてフィディオ達がいた。皆イナズマジャパンのチーム旗を掲げて手を振っている。

「フィディオ！みんな！！」

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