輝く3つの影【2】

ドライブデート（iwfk） ページ27

fk



えー、皆様お久しぶりです。岩本辰哉です。
いやぁ、なんか知らないけどすんげー待たせた感ある。お待たせし過ぎたのかもしれませんねぇ。

というのも、ちょっとね忙しかったのよ。誰がとは言わないけど。
あ、その間ももちろん俺と照、そんでラウは仲良く過ごしてましたよ。

そんなこんなあって突然だけど、今日から2日間照と二人きりの生活。
とうとうラウール、蓮くんのとこに婿入り？なんて思ったそこのあなた。んなもん、俺が許さないに決まってるわい！

ちゃちゃ、こういう話をしたいんじゃなくてね？
うちの可愛くて仕方ないちびっこ怪獣、幼稚園のお泊り会で不在なんです。あのキャッキャした高い声が聴こえないだけでこんな寂しいんだなぁって痛感中。


iw「でも俺がいるから平気っしょ」


…その通り。愛する旦那がいるから寂しさ半減中。
というか、こんなレポートしてるけど今俺らドライブデート中。
お泊り会が土日ってこともあって、たまたま照の仕事も休みだから俺らも泊まりでどこか行こうよってなって今シャレたカフェでお昼ご飯待ち。


fk「や〜、超天気よくてよかったねぇ」
iw「はは、本当だな。雨男をここで発揮しなくてよかった」
fk「まぁ、照となら家でのんびり過ごすだけでも楽しくて幸せだよ？俺」
iw「…ふっか」


俺をじぃっと見つめて少し顔を傾けて近づいてくる照。
そんなときタイミングよく、


「お待たせいたしましたー、お先にデミグラスオムライスです」
fk「あ、はい、俺でーす」
iw「…(拗)」


カウンター席だからって公の場でチューしてくんな！
にしても、ここから見える海と緑の景色凄い綺麗、ラウにも見せてあげたいなぁ。

拗ねてるウチの旦那を慰めながら数分、これまた美味そうなドリアがきた。
あちっ、あっちーなんて奮闘しながら食べてる照を見て爆笑して俺もオムライスを食った。




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お昼を食べ終えて、照の車に乗り高速を走りながら今日泊まる予定の宿へ向かうことに。
もうねぇ、窓から見える風景とか風とかが綺麗で気持ちよくて最高の高速ドライブになりました。


fk「うわー！照、見て！見て！海キラキラしてる！」
iw「運転してるから見れねぇって！ふっか！そんな顔窓から出さないで！危ない！」
fk「すげー！吹いてくる風超潮の匂いするー！」
iw「ふっか！お前頭デカイ！」
fk「おい関係ねぇだろ」
iw「あっは！(笑)」


もぉ、ウチの人ったらジョークが上手いんだから(怒)



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