JUMPに癒し系女子がいる件。part 3 (ページ6)

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Aside

その後、ゆーやんの行きたかったCD屋に行って、

「ゆーやん！見て見て！」

私たちの新曲が並んでいるのを見てはしゃいだり、

その新曲を買って行ってくれる2人の女子高生をこっそり眺めてみたり(笑)

声をかけたい！という私に、ゆーやんはやめとけ、って笑った。

……店を出てから声を掛けたけど←

「買ってくれてありがとう！」

と話しかけた時、女の子2人は大興奮(笑)

何しろ私とゆーやんが好きらしく、

『神コンビ見た……』

ってつぶやいてたぐらいだから(笑)

その2人とは、写真を撮って別れた。

ゆーやんと撮ってあげられないのが可哀想だったけど……

その後、カフェに入って軽くお茶して。

カフェを出て、駅に向かってる途中で愛理澄と夢菜に遭遇した。

愛「あれ、A!?」

「え、愛理澄、夢菜！

やばい、奇跡！運命！(笑)」

手を繋いでぴょんぴょんはしゃぐ私たちを、ゆーやんが笑って見てた。

夢「明日学校行く？」

「うん！行くよ！講義2人と一緒！」

ピースサインを作って言うと、愛理澄は

愛「門の前で待ち合わせしよ！」

と言ったので、明日の時間を決めて、2人とは別れた。

雄「いい友達だな、」

しばらく歩きながら、ゆーやんがボソッと言った言葉。

「うん、でも、ゆーやんも大事な友達だよ？

家族みたいなもんになってるけどね、笑」

私が言うと、ゆーやんは笑って、そっと私の手を握った。

雄「…A、」

ん？と私が聞き返すと、

雄「山田も絶対、お前と同じ気持ちだから。

自分の気持ちに素直になれよ？」

と、ゆーやんは言った。

ゆーやんも私の気持ちに気づいていたのか。

私は握った手をギュッと握り直して、

「うん、分かった、」

と、2人で笑った。