JUMPに癒し系女子がいる件。part 3

紅一点とラブホリさん。 ページ35

Aside


？『姫、今日空いてる？久しぶりにメシでもどう？』






「……私、先輩なんですけど、一応」






……いや、確かに年齢はあなたの方が上だけども！




………と、ぽつりとスマホに向かって呟く。







LINEを送ってきたのは中島健人。




言わずと知れた、Sexy Zoneのラブホリ王子。







「………しょーがない。行ってやるか」








そう言ってスマホを直そうとすると。






涼「んー……どこ行くの？」







楽屋だというのに堂々と後ろから抱きついてくる涼介さん。







「んー？



今日けんてぃーとご飯行くってだけだよ」









わざと振り返らずにそう言うと、案の定涼介は、






涼「……行っちゃやだ」






と、何とも甘えたな発言。









いや、涼介さん？






そんなこと言われましても………笑









涼「行っちゃやだ」







もう一度言った涼介くん。









何か……耳元で話されてるからくすぐったいんですけど。







それでも約束しちゃったからには行かなきゃいけないわけで。








「もう約束しちゃったもん」








私がそう言うと、涼介は






涼「……じゃあ帰りは俺の家に来て？」






と、私が断れない声で言ってくる。






………みんながいないからってずるいよ。






でも。






「………分かった」







断れずにOKしちゃうんだ。

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