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朝起きて、ソファーで寝てる彼に一瞬驚く
まだ寝てるわ
「…小瀧くん、起きて」
「ん、……無理……」
「無理やない、起きて！」
「ん、え？ココドコ？」
「はぁ〜？私の家に勝手に入ってきて勝手に寝ちゃったんでしょ！？」
呆れてる時間なんて無くて時計を見たら遅刻ギリギリ
「あぁ、もう！ほら行くよ学校！」って無理やり荷物持たせて外に出るとたまたま大家さんに鉢合わせ
「あら、、、！」
「あ、おはようございます…えっと…、これは」
「弟です！Aがいつもお世話になってます。」
ニコって笑って大家さんに頭を下げる小瀧くん
「あら、そうなのね。学校？行ってらっしゃい」
大家さんをなんとかすり抜ける
「俺のおかげやな」ってドヤ顔してくるの嫌
「一緒に登校する気？」
「いや、まさか。こんな早く学校行くわけないやん。」
「じゃあ、約束忘れへんでな？センセ！」
爽やかにそう言って彼は学校とは真反対の方向に歩いていった
学校はいつもと何も変わらへん
小瀧くんは寝てるし
誰も授業なんか聞いてへんし
やっぱり辞めたいけど
起きたと思ったら
一番後ろの席でちらちら退職届を私にみせてくる小瀧くんはやっぱり性格悪い
私の事なんて止めたっていいことないのに
夜、学校から出ると校門にいる小瀧くん
「あ！」って私に気づくとニコニコしながら近づいてくる
「…何」
「スマホさ家に忘れちゃったんやけど、家行っていい？」
「ダメ」
「…は？なんで？」
「明日持ってくるから」
「いやいや俺携帯依存症やで？今日取りに行かへんと無理」
そんなこと言いながら私についてくる
「もう…、とったらすぐ帰ってな」
「分かった」
家の鍵を開けるや否や私より先に家に入っていく
「あった？」
「え？」
「え？やなくてあったん？」
「携帯なんて忘れてないで。ココ来たかっただけ」
そう言ってソファーに座る
「夕飯なに？」
「小瀧くんに関係ないやろ」
「いや、あるで。食べるもん
よし、じゃあ俺が作ったる」
冷蔵庫を開け「なんも無いなぁ」と呟きつつなにか料理を始めた
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raf.(プロフ) - あいのすけさん» コメントありがとうございます。最新話更新致しました。これからもよろしくお願いします。 (2020年1月20日 22時) (
レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいのすけ(プロフ) - すごくほっこりしました、素敵な作品ですね！応援してます、更新頑張ってください！ (2019年12月5日 1時) (レス) id: f10e75a825 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 涼子さん» コメントありがとうございます！現在絶賛執筆中ですので少々お待ちください！これからもよろしくお願いします。 (2019年10月16日 8時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - 流星君、すっごく良かったです！照史君の作品も楽しみにしています！頑張って下さい。応援しています！ (2019年10月15日 10時) (レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raf.
| 作成日時：2019年10月14日 22時
