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仕事終わり
崇裕の急な思いつきで
2人で綺麗な夜景を見に来た
崇裕は口に出さへんけど
今日は付き合い初めて3年記念日やからかな
車で走っていつの間にか予約してくれてたちょっといい雰囲気のお店に着く
「…え、」
「…サプライズってやつやな…!」
ってへへって目を無くして笑うの
本当は今すぐ抱き締めたいんやけど店の前やからやめとく
2人でディナーを食べて
ケーキも出てきて
2人でひっそりお祝いをする
なんかいつもよりそわそわしてる崇裕
「…A、俺と一緒にいてくれてホンマにありがとうな」
「どしたん?急に(笑)」
不思議と緊張した雰囲気と
崇裕の少し強ばった笑顔に
笑ってみたけど鼓動は早くなる
「ううん。俺ってほんまに幸せもんやな〜って」って崇裕はへへって笑って
それから私が想像していた話を切り出されることなく店を出た
「…帰んないん?」
家とは反対方向に車を走らせる崇裕
「何?なんか怒ってるん?」
「いや…別に」
ってちょっと不貞腐れてる私
連れてこられたのは私たちの初デートの夜景が綺麗な崇裕だけが知ってる場所
「ふぅ〜〜、いつ見てもここは綺麗やな〜〜!」
崇裕はずっとにやにやしてる
この雰囲気に期待した自分が馬鹿やったと思っていた
「A、手出して目つぶって」
「ん?」
言われた通りにしてみると左手の薬指に何かが入った
心臓がコトンと音を立てる
「…いいで」
「…は、っ……、」
泣きそうになって思わず崇裕を抱きしめる
「…ホンマに?」
「ホンマに」
「……私、でええの?」
「Aがええの」
「…大好き……!」
「俺はもっともっと好きやで」
そう言って唇を合わせる
私今世界一幸せ
泣いている私の涙を脱ぐって私が大好きな笑顔を向けるの
帰り道崇裕はずっと「はぁー緊張した〜」っていつもの崇裕に戻ってた
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raf.(プロフ) - あいのすけさん» コメントありがとうございます。最新話更新致しました。これからもよろしくお願いします。 (2020年1月20日 22時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいのすけ(プロフ) - すごくほっこりしました、素敵な作品ですね!応援してます、更新頑張ってください! (2019年12月5日 1時) (レス) id: f10e75a825 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 涼子さん» コメントありがとうございます!現在絶賛執筆中ですので少々お待ちください!これからもよろしくお願いします。 (2019年10月16日 8時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - 流星君、すっごく良かったです!照史君の作品も楽しみにしています!頑張って下さい。応援しています! (2019年10月15日 10時) (レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:raf. | 作成日時:2019年10月14日 22時