eternally91 ページ47
翔「松潤とも色々話して、
璃子にはマネージャーをやめてもらう方向で
動いてもらうことにしたから。」
A 「鈴谷さんに、好きって言われて
何て翔くんは言ったの？」
翔「いや、もちろん断ったよ。
ニノとか、Aのメイクさんにも、
璃子が、Aに嫌味とか言ってたって聞いて。
嫌な気持ちにさせてごめんな。」
A 「ううん、全然。
私も鈴谷さんと、翔くんが、
いちゃいちゃしてるの見るの嫌だったから
鈴谷さんに嫌な態度取っちゃってたし。」
翔「いちゃいちゃ、してないだろ」
A 「翔くんが、女性と親しく話してるの見るの珍しかったから。」
翔「ああ、ごめん。松潤にも怒られたしな、笑」
そこに電話が鳴る。
スマホの表示を見ると、マネージャーの文字。
この終わってほしくない時間に終わりを告げる。
A 「もしもし、うん、、うん、分かった。
じゃあまた、着いたら連絡して。」
翔「もう迎えくる？」
A 「うん、もうすぐ、来るみたい。」
翔「そっか、じゃあ、、、俺は、帰るわ。」
A 「翔くん、、、」
私は翔くんの手を握る。
翔くんも、優しく握り返してくれて
翔「分かってる、俺も辛い。
でも、大事にする気持ちは変わらないから
これからも、ずっと一緒にいる」
A 「うん、ありがとう、私も。」
私たちは、最後のキスをして
さよならを告げた
玄関前で、抱き合ってから、
翔「じゃあ、また、」
A 「うん、またね」
翔くんが、私の部屋から出て行く。
私の恋は、終わったんだと、
玄関のドアを見て思った。
でも、どこか悲しくなくて、
心の中だけでも、彼と同じ気持ちでいられたことが、
救いになった。
マネージャーが迎えに来て、
移動車の中でイヤホンをして、
「いつまでも」
を選んで流す。
本当に、今の私の気持ちだなあ、
なんて思って涙が一粒だけ、頬をつたった。
ふたりのすべて、いつまでも、、、、
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
