eternally77 ページ32
潤「警備とかちゃんとしてんの？」
翔「心配性、笑」
A 「うん大丈夫、ファンクラブの応募制だから身元わかってるし！」
ニノ「頑張りなさいな」
ガチャ
鈴谷「そろそろ、皆さん準備お願いします。」
収録に呼ばれる。
スタジオまで歩く道のりで、鈴谷さんは何かを翔くんに耳打ちしていて、
翔くんは、はははっ、と笑って楽しそうに話している。
手が自然と翔くんの腕を触っていて、どこか、お似合い、と思ってしまう。
ニノ「なんだあれ。」
嵐の仕事のたびに、この光景を見るのはきつかった。
その日の収録が終わって、
帰り支度をしていると、鈴谷さんがドアを開けて顔だけ出す。
鈴谷「翔、下でタクシー捕まえておくね」
翔「わりい、よろしく。」
鈴谷さんは扉を閉めていなくなる。
鈴谷さんが翔くんのことを、呼び捨てにするたび、心がざわつく
2人のやりとりが、本当の恋人みたい。
ニノ「どこか行くんですか？」
翔「あー、大学の同級生とね、何人かでメシ。璃子も、一緒に。」
潤「あのさあ、翔さん。」
翔「ん？」
潤「前から言おうと思ってたんだけどさ、
鈴谷が、翔って、仕事場で呼ぶの違わねえ？」
ニノ「俺も思います。」
翔「ああ、悪い。」
潤「同級生だって知ってるのは俺らだけだし、気をつけて。」
翔「そうだね。伝えておく。
ありがとう、松潤。」
どこか、おしゃれ着な翔くん。
これから鈴谷さんと、ご飯なんだ、と寂しくなる。
翔「じゃ、みんなおつかれ！」
相葉「あーい」
心の中で、翔くんの背中に、
翔くんのばか。とつぶやく。
ニノ「Aのほうが、1億倍可愛いですよ。」
A 「ふふ、
ニノちゃんは、いつも、私に優しいね。」
ニノ「大事ですから。あなたのこと」
A 「わたしもだよ。」
______________
写真集発売の握手、サイン会の日
現場には、私のマネージャーくんと、鈴谷さんが来ている。
メイクはきいちゃんがしてくれる。
きい「握手会とかはじめて？」
A 「んー、昔嵐ではしたことあるけど、個人では初めて。
そう言えば昔の握手会は酷かったなあ、笑」
きい「ひどい？」
A 「まだ私のこと受け入れられてないファンが多くて、悪口言われたり、握手されなかったり、笑
あんまり良い思い出ないんだよね、」
きい「苦労したねえ。」
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
