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なんとなくは分かる。
きっとタカシのことだろうなとは思った。
「…」
女子2「なんか言いなよ!」
女子3「あんた、最低よね〜」
「何が?」
女子1「はあ〜、なんで分かんないかな、」
いや、わかるけど、( 笑 )
自分でも足のすくみ具合に驚くほど、足に力が入らなかった。
女子2「いい加減にしないと、痛い目にあうよ?」
その子の方を見ると、体育館倉庫に置いてある野球バットを持っていた。
女子3「タカシくん、こんな奴にかまうなんて、騙されてるのにかわいそ〜( 笑 )」
女子「あんた、小笠原にも手出し始めてるよね、飽きたら男すぐ捨てるタイプとかやば( 笑 )」
「…私とタカシは、ただの幼馴染で!」
女子2「そんな言い訳で済むとでも思ってるの?」
女子3「マリナ、やっちゃいなさいよ( 笑 )」
「やめて!!」
女子1「そんなんで簡単にやめるわけ」
咄嗟に頭を手で覆う。
ガラガラッ
7「何してんの?」
「タカシ…、?」
3人の女子は焦りを隠せていなかった。
7「Aに怪我させたら、許さへんで」
女子1「でもこいつっ」
7「知ってる、 小笠原と仲ようしてるのも、僕のこと嫌いになったんも、全部知ってるで…」
「…え…」
女子3「行こう」
3人の女子はすぐに倉庫から出ていってしまい、
タカシと私だけが取り残されてしまった。
「…ありがとう。………あと、ごめん」
気づくと、涙が私の頬をつたっているのが分かった。
7「ええよ、」
「でも…」
私の心の中には、まだあの情景が残っていた。
「カナコと帰った日、キス…してた?」
7「ええっ?」
タカシは目を見開いていた。
やっぱり。
7「してへんしてへん!!」
ん?
「…は?」
7「コンビニでた時やろ?カナコちゃんの髪にゴミついてて、取ってあげてただけやであれは!」
そうなんだ…
「勘違い…」
7「手繋いでたんも、カナコちゃん、僕に告白してくれて、」
「はあ、」
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ノア(プロフ) - meiさん» ありがとうございます!亀更新ですが、楽しみにしててくださいな^^ (2018年7月7日 18時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
mei - いつもキュンキュンしながら読んでいます。これからも頑張ってください! (2018年5月27日 17時) (レス) id: 82fa943891 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - はい!頑張って下さい! (2018年4月9日 21時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 8koさん» 嬉しいです(;_;)初心者ですが、これからもよろしくお願いします! (2018年4月7日 21時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - 私アロマのコンビ大好きなので、この作品を楽しく読めました!これからも更新頑張って下さい! (2018年4月7日 20時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノア | 作成日時:2018年4月6日 22時