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あれから、早足で歩いて、結構ギリギリに校門をくぐった。








2「セーフ」









小笠原くんはそう言うと、振り向いて私に笑いかけた。






「小笠原くん、ありがとう、」






一気に恥ずかしさがこみ上げてきて、反射的に手を離す。








小笠原くんはちょっとびっくりして、さっき離した手で髪の毛をかきあげた。








2「小笠原くん、じゃなくて、カイでいいよ。」









「あ、うん、」









歩いている途中は、とにかく急いでて話す間もなかったし、









何より手繋がれてカップルみたいに登校したもんだから









赤面がバレないようにするのに必死だった。









でも今、まだ顔の温度が熱いのに振り向かれたら、、終わる!!









下向いてるから、見られてるかは分からない。









2「顔、赤いよ( 笑 )」









バ、バレてたあああ(;_;)









「そ、そういうのじゃない」









2「ふーん( 笑 )」









何よあいつ、半笑いでバカにするようにこっち見やがって!









もたつく私を尻目に、余裕を見せて下足場に向かう小笠原くん。







さっきちょっとだけ薄れた小笠原、…カイくんへの対抗心が、再燃するのがわかった。









1人で廊下を歩いてると、









7「A、今日はごめんな、でも…遅刻ギリギリやん( 笑 )」





「色々あって…」









7「今日も、一緒に帰れる?」









タカシはやっぱり優しい。









「うん、ありがとう」









7「じゃあ、今日も迎えに行くわ」









そう言ってバイバイしてそれぞれの教室に帰る。









やっぱり、2日目だし慣れてないからだろうけど、寂しかった。









カイくんは、もう隣で男子達と盛り上がってた。









?「Aさん、おはよう!」








話しかけてくれたのは、私の前の席の子だった。









えっ…と、誰だっけ…









?「私、カナコ。よろしく!」








カナコちゃんはそう言って握手して、って手を差し出した。









「よろしく、Aって呼んで!」









そう言って握り返すと、カナコちゃんはパアッて笑顔になった。









カ「私、昨日からずっとAに話しかけたかったの、話せてめっちゃ嬉しい!」









か、かわいい…





同じ女子をやめたくなるくらい可愛すぎる( 笑 )









なんとな〜く、横から視線を感じたけど、無視しておいた。

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設定タグ:超特急 , カイ , タカシ   
作品ジャンル:タレント
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ノア(プロフ) - meiさん» ありがとうございます!亀更新ですが、楽しみにしててくださいな^^ (2018年7月7日 18時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
mei - いつもキュンキュンしながら読んでいます。これからも頑張ってください! (2018年5月27日 17時) (レス) id: 82fa943891 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - はい!頑張って下さい! (2018年4月9日 21時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 8koさん» 嬉しいです(;_;)初心者ですが、これからもよろしくお願いします! (2018年4月7日 21時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - 私アロマのコンビ大好きなので、この作品を楽しく読めました!これからも更新頑張って下さい! (2018年4月7日 20時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノア | 作成日時:2018年4月6日 22時

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